日本で一番悪い奴ら:綾野剛主演作のマスコット“ニチワルくん”が編集部内をパトロール?

映画「日本で一番悪い奴ら」のマスコットキャラクター、ニチワルくんが編集部を訪問
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映画「日本で一番悪い奴ら」のマスコットキャラクター、ニチワルくんが編集部を訪問

 綾野剛さんの主演映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督、25日公開)のマスコットキャラクター、ニチワルくんが17日、映画のPRのためMANTAN編集部を訪問。ニチワルくんは「今日は宣伝プロデューサーもいないし、好き勝手やる!」と鼻息も荒く、“パトロール”と称して編集部員の仕事の邪魔をしたり、引き出しに隠されたお菓子を奪ったり、勝手に社長席でふんぞりかえるなど、悪さをし放題だった。

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 ニチワルくんは、映画の主人公・諸星が劇中で徐々に悪に染まっていくことにちなんで、警視庁のピー○くん風のキャラクターが悪に染まった姿を表現。映画の25日の公開を前に、同作に出演しているお笑いコンビ「デニス」の植野行雄さんと全国の映画館を“パトロール”している。また先日、テレビ局で“パトロール”を行った際に主演の綾野さんと初めて対面し、綾野さんはニチワルくんに対して好印象を抱いていたようで、「『今後は綾野さんと一緒に“悪イイ”ことをやりたい!』と言ってます」とニチワルくんの“付き人”がニチワルくんの気持ちを代弁していた。

 今後の活動については、テレビ出演が控えているほか、東京・新宿駅の東口に19~23日に建てられる“日悪警察署”に常駐し、公共の安全を守るという。しかし早速「宣伝部員がいないので、悪いことやり放題!」 「町を見ているふりをして100円を探したい」 「仕事中だけどマンガでも読もうかな……」と悪事を思案中だった。

 「日本で一番悪い奴ら」は、稲葉圭昭さんによる手記「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)が原作。実際にあった警察の不祥事「稲葉事件」をテーマに、“黒い警部”と呼ばれた北海道警の警部・諸星要一が逮捕されるまでの26年間を描く。正義感を持ちながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた道警の刑事・諸星(綾野さん)はある日、先輩の敏腕刑事・村井(ピエール瀧さん)から「裏社会に飛び込み、スパイを作れ」と助言され、ヤクザの幹部(中村獅童さん)のスパイを率いつつ“ヤバすぎる”捜査を行うが……という内容。YOUNG DAISさん、青木崇高さん、お笑いコンビ「TKO」の木下隆行さんらが出演している。

 映画について、ニチワルくんの“付き人”は、「これまでの綾野剛さんとは全く違う姿を見ることができます! 綾野さんも『代表作にしたい!』と意気込んでいる作品なので、ぜひ劇場で見てほしいです!」と熱くアピール。それに対してニチワルくんは「真面目か! 面白くない!」と退屈そうに居眠りするなど終始悪態をついていた。

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