綾野剛:亀梨和也は「嵐を呼ぶ男」 14年ぶり共演で互いの成長確かめ合う

映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」レッドカーペット&プレミアイベントに出席した亀梨和也さん(左)と綾野剛さん
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映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」レッドカーペット&プレミアイベントに出席した亀梨和也さん(左)と綾野剛さん

 俳優の綾野剛さんが6月16日、東京都内で行われた映画「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」(三池崇史監督、6月27日公開)のレッドカーペット&プレミアイベントに出席。今作で14年ぶりに共演した亀梨和也さんとのエピソードを明かした。

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 劇中では、豪雨の中、綾野さん演じる薮下と、亀梨さん演じる鳴海が対峙(たいじ)するシーンが描かれた。綾野さんはこのシーンについて、「印象にしっかり残っていますね。14年ぶりに亀ちゃんと対峙するっていうのは、以前共演した作品でも実は同じような状態で対峙していて、お互いの成長を確かめ合いながら、この作品のためにできることをお互いが考えていて、長く続けているとこういったご褒美みたいなことが起こるんだなって。個人的にはとてもしびれました」と感謝した。

 同シーンは人工的に雨降らしを行っているのではなく、実際に豪雨だったといい、綾野さんは「実際に本当の嵐を呼んでしまったっていう。亀梨和也、ここにありだな」とコメント。すると亀梨さんは「一応、“嵐”は直系の先輩ということで。ややこしいですけど、ちょっと来てくださったっていうね。ありがたいですね」とジョークを交えて周囲を笑わせた。

 イベントには、柴咲コウさん、大倉孝二さん、迫田孝也さん、三浦綺羅君、木村文乃さん、光石研さん、北村一輝さん、小林薫さん、三池監督も登壇した。

 「でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男」は、20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件を大罪にした福田ますみさんのルポルタージュ「でっちあげー福岡『殺人教師』事件の真相ー」(新潮社)を映画化。小学校教諭の薮下(綾野さん)は、児童に対する体罰をめぐり、保護者の律子(柴咲コウさん)に告発される。週刊誌の記者・鳴海(亀梨和也さん)による実名報道で、マスコミの標的となった薮下の日常は崩壊。一方、律子は550人もの大弁護団を結成し、民事訴訟を起こすが……というストーリー。

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