アイドルグループ「AKB48」のドキュメンタリー映画「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」(石原真監督)が8日に公開される。映画は、DOCUMENTARY of AKB48シリーズの5作目で、初代グループ総監督の高橋みなみさんの卒業と、横山由依さんの2代目総監督就任および新体制への移行の裏で起きたドラマを中心に、国民的アイドルグループの実像に迫る。最新の撮り下ろし映像やメンバーへのインタビューのほか、同グループをブレーク前から追い続け、自らのカメラで長年撮影し続けてきた元NHKプロデューサーの石原監督が撮りだめた数々の秘蔵映像も公開される。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
アイドル界を引っ張る活躍を見せ続けるAKB48は、結成11年目の今年、初代総監督の高橋さんの卒業と横山さんの新体制への移行という、大きな変革期を迎えた。「HKT48」の指原莉乃さんや「NMB48」の山本彩さんなど姉妹グループの台頭、新グループ「NGT48」の誕生、ライバル「乃木坂46」の躍進など、日々変わり続けていく中、 AKB48はどう立ち向かっていくのか……という展開。
2015年に結成10周年を迎え、ドキュメンタリー映画も第5弾と、今や国民的アイドルグループに成長したAKB48だが、毎回のことながら、総選挙も含めて常にドラマチックな話題を提供してくれる。そうした中、今回の映画はどうしたって初代総監督だった高橋さんにスポットを当てた内容になるだろうと想像していたのだが、それはいい意味で裏切られた。AKB48はどうあるべきかをテーマに、古株からフレッシュなメンバーに至るまで、現在のグループの状況が一目瞭然に分かるような描き方をし、まさに「存在する理由」をあらゆる角度から浮き彫りにしている。また2代目総監督なった横山さんの本音やファンが気になる“あのときの舞台裏”など、彼女たちが存在する理由もじっくりと見ることができる。グループを離れ、他の道で輝く元メンバーたちの姿も見ることができ、10年の重みとこれからのグループの進む道を感じさせてくれる。8日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
芸能界を題材にした大人気マンガをドラマと映画で映像化する「【推しの子】」で、黒川あかねを演じる茅島みずきさん。あかねは、自身とは「正反対」な部分もあり、「似ている」と感じる部分…
1994年に公開された特撮映画「ヤマトタケル」に登場するウツノイクサガミのソフトビニール製フィギュア「東宝マニアックス ウツノイクサガミ」(プレックス)が発売される。価格は880…
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」の映画「ウルトラマンアークTHE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」が製作され、2025年2月21日に公開さ…
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したバーニングゴジラのソフトビニール製フィギュア「GVA-BC ゴジラ1995 Frog Tree 250(バーニングレッド)…
スカーレット・ヨハンソンさんとチャニング・テイタムさんが主演を務め、アポロ計画の裏側と奮闘を描いた映画「Apple Original Films『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』…