大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のストーリーをベースにしたライブエンターテインメント「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が22日から、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で開催される。シリーズ第3作「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」がベースで、スクリーンに投影される映像とワイヤなどを使用したアクションが展開されるほか、“観客参加型”の仕掛けなども用意されている。
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ショーは1988年に発売され、社会現象になるほどのヒットを記録したシリーズ第3作「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」のストーリーがベースで、勇者オルテガの子の新たなる勇者が、剣士テリー、武術に長けたアリーナ、旅芸人のパノン、元山賊のヤンガスらこの世界に迷い込んだ仲間たちとともに、世界を闇に包み込もうとする魔王バラモスを倒すための旅に出る……というストーリー。勇者役で松浦司さん、テリー役で風間俊介さん、アリーナ役で中川翔子さん、ヤンガス役で田尻茂一さん、パノン役で田中精さん、トルネコ役で芋洗坂係長と我善導さん、竜の女王役で高橋洋子さんらが出演する。演出は金谷かほりさん、ステージデザインはレイ・ウィンクラーさんが担当する。
ショーは中央の八角型のメインステージや台形型ステージ、メインステージ周囲に設置された八つのサブステージ、ステージ間を結ぶ可動式の橋などで行われる。シーンに合わせた映像を投影させることで冒険の世界を会場に出現させる形で、天井から吊るされた幅約1.9メートル×長さ13メートルの52枚のスクリーンに背景や魔法の光などの映像が効果的に投影され、同時にステージで勇者パーティーや魔物たちがバトルを繰り広げる。魔物はスライムやミイラ男などおなじみのキャラクターが登場する。
また、ワイヤや昇降装置を用いた立体的なアクションも特徴で、勇者たちと魔物との空中戦なども繰り広げられる。ショーの中では、準備されたアイテムを掲げるなど観客が参加する場面もあり、冒険の体験をキャストとともに共有できる演出も用意されている。
7月22日~31日にさいたまスーパーアリーナ、8月5日~7日にマリンメッセ福岡、8月12日~14日に日本ガイシホール、8月18日~22日に大阪城ホール、8月26日~31日に横浜アリーナの全国5カ所で開催される。