古畑新之:蜷川幸雄が見出した注目の若手俳優 剛力彩芽主演ドラマで連ドラ初出演

「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」で連続ドラマ初出演を果たす古畑新之(ふるはた・にいの)さん=テレビ朝日提供
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「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」で連続ドラマ初出演を果たす古畑新之(ふるはた・にいの)さん=テレビ朝日提供

 演出家の故・蜷川幸雄さんに見出された新進の若手俳優・古畑新之(ふるはた・にいの)さんが、剛力彩芽さん主演で22日にスタートする「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分ほか)で連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。古畑さんは、“総理大臣の料理番”として総理官邸に入る天才女性シェフ・一木くるみ(剛力さん)を敵視する若手シェフ役を務める。

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 古畑さんは2013年に出演したGoogleのCMで注目され、14年には蜷川さん演出、村上春樹さん原作の舞台「海辺のカフカ」でデビュー。同年のテレビ朝日系ドラマスペシャル「松本清張 霧の旗」では知的障害を持つがゆえに純粋な心を持つ主人公の弟を演じ、類まれなる存在感を発揮した。

 連ドラ初出演となる古畑さんは「自分が演じる役が物語の中でどういった役割をし、どんなふうに生きていくのかを楽しみたいです。そのために、しっかりと準備をした上で撮影に臨みたい。3カ月間、『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』で少しでも自分を成長させることができればいいなと思います!」と抱負を語っている。

 また、剛力さんについては「すごく真面目で勉強熱心な方だという印象。でもそういう努力をしているとことをあまり表に出さない方なのかな?」と語る一方、「僕は表に出す方! 褒められたいタイプです(笑い)。何事もスマートにこなしてみたいんだけど、いつもそうもいかなくて…。見苦しくなっちゃって『あー、落ち込むなあ』って思うことが多々あります(笑い)」と告白。

 自らが演じる若手シェフは、高橋一生さん演じる官邸大食堂総料理長・清沢晴樹が率いる「清沢会」の一員。古畑さんは「高橋一生さんとご一緒するシーンも多いですが、とても優しい方です。そして勘の鋭い方なんだろうなって思うんです。これからもっとお話をして、もっといろんな面を見させていただきたいです!」と語っている。

 ドラマは「信長のシェフ」の西村ミツルさんのマンガが原作で、吉田茂首相の時代以来、約70年ぶりとなる「官邸料理人」に抜てきされたくるみが、官邸の人々とぶつかり合いながら、国賓たちに華やかな料理を振る舞い、料理で日本の政治・外交に貢献していく姿が描かれる。総理大臣・阿藤一郎役で小日向文世さん、首相秘書官・古賀征二役で滝藤賢一さんが出演するほか、高橋さん、新川優愛さん、片桐仁さん、三宅弘城さん、内藤理沙さんも出演。「2013ミス・ユニバース」の日本代表・松尾幸実さんも女優デビューを果たす。

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