書泉ブックタワー（東京都千代田区）の9月のライトノベル売り上げランキングによると、佐島勤さんの「魔法科高校の劣等生」20巻がトップだった。2位は、劇場版アニメが大ヒットを飛ばしている「小説　君の名は。」だった。

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　4位は、テレビアニメも放送されて人気を博した「狼と香辛料」シリーズの新作「新説　狼と香辛料　狼と羊皮紙」がランクインした。それに合わせて、前作「狼と香辛料」の18巻も6位に入った。

　「魔法科高校の劣等生」は、佐島さんが2008年からウェブ小説として発表した作品で、その後、2011年7月からライトノベルが発売されている。「魔法」が科学のように使われる世界を舞台に、魔法の使い手を育てる通称「魔法科高校」に通う切れ者の兄・司波達也と、兄を慕う妹・深雪の活躍を描いている。2014年にテレビアニメ化もされ、劇場版アニメも2017年初夏に公開される予定。

　◇書泉　9月ラノベランキング（9月1～31日）

1位　「魔法科高校の劣等生　20」

2位　「小説　君の名は。」

3位　「オーバーロード　11」

4位　「新説　狼と香辛料　狼と羊皮紙」

5位　「異世界食堂　3」

6位　「狼と香辛料　18」

7位　「はたらく魔王さま！　0-2」

8位　「ゴブリンスレイヤー　3」

9位　「ヘヴィーオブジェクト　一番小さな戦争」

10位　「Re：ゼロから始める異世界生活　9」