デジモンアドベンチャー tri.:“超進化上映”で吉田仁美は「ミミと一緒にキレて」

「デジモンアドベンチャー tri.」の第3章「告白」の舞台あいさつに登場した(左から)元永慶太郎監督、吉田仁美さん、榎木淳弥さん
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「デジモンアドベンチャー tri.」の第3章「告白」の舞台あいさつに登場した(左から)元永慶太郎監督、吉田仁美さん、榎木淳弥さん

 人気アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」(元永慶太郎監督)の第3章「告白」の舞台あいさつが12日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、声優の吉田仁美さん、榎木淳弥さん、元永監督が登場した。この日は観客が声を上げたり、サイリウムを振ったりして楽しめる“超進化上映”が行われ、太刀川ミミ役の吉田さんは「ミミが『つまらない? はあっ!?』と言うところで、一緒にキレて、すっきりしていただければ」とファンに呼びかけた。

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 また、元永監督は2017年2月25日に公開される第4章「喪失」について「ピヨモンと(武之内)空の関係性をもう一度、見直す話になります。バトルをやりすぎていて、みんな(スタッフ)に怒られています」と明かした。

 この日の“超進化上映”は、吉田さんの呼びかけに応える形で、観客がミミのせりふに合わせて「はあっ!?」と叫んだり、人気キャラクターの石田ヤマトが登場すると「ヤマト~!」と声援を送ったりするなど思い思いに上映を楽しんでいた。また、冒頭で「和田光司さんと水谷優子さんに捧ぐ」というテロップが流れると、ファンから「ありがとう!」という叫び声が上がり、「デジモン」と関わりが深い故人をしのんでいた。関係者は「これからも超進化上映を続けていきたい」と話しており、今後の実施に前向きなようだ。

 同シリーズはバンダイの携帯液晶ゲーム機から生まれたアニメで、1999~2000年に放送された初代「デジモンアドベンチャー」は、小学生の八神太一らがデジタルワールドという世界に飛ばされ、奇妙な生物・デジタルモンスターと冒険する姿が描かれた。「tri.」は初代の放送開始から15周年を記念して製作された続編で、全6章の新作として劇場上映されている。「デジモンアドベンチャー02」の最後の戦いから3年後が舞台となり、太一たちが高校生となって登場している。

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