こち亀:神田明神奉納の8メートル巨大絵巻がミニチュアに 「∞巻」に収録

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に収録される「こち亀絵巻」のミニチュア(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社 ※絵巻製作協力/(株)数寄和 
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に収録される「こち亀絵巻」のミニチュア(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社 ※絵巻製作協力/(株)数寄和 

 神田明神(東京都千代田区)に神宝として奉納された人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の描き下ろし巨大絵巻「こち亀絵巻」(全長約8メートル)が、4日に発売される「こちら葛飾区亀有公園前派出所∞巻」(集英社)にミニチュアとして収録される。ミニチュアは約3.8メートルに縮小されており、「∞巻」には、作者の秋本治さんのインタビュー、絵巻の制作秘話、絵巻に登場するキャラクターの紹介、描き下ろしのマンガなども掲載される。価格は2500円(税抜き)。

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 「こち亀絵巻」は、同作の連載40周年を記念して制作。「こち亀」の連載がスタートした1976年から現在までの流行、子供の遊び、歴史的事象をテーマに、主人公・両津勘吉らキャラクターが山車を引きながら練り歩く姿が描かれている。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のエヴァンゲリオン初号機や初音ミク、ゲーム機「ゲームボーイ」なども登場し、時代を彩ってきたさまざまな流行を一覧できる内容となっている。

 「こち亀」は、東京の下町を舞台に、並外れた体力を持ち、人情味あふれる警察官・両津勘吉が巻き起こす騒動を描いたギャグマンガ。76年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で40年にわたり連載され、9月に最終回を迎えたことも話題になった。

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