モデルやグラビアアイドルとして活躍している久松郁実さんが、生田斗真さん主演の映画「土竜の唄」の最新作「土竜の唄 香港狂騒曲」(三池崇史監督、12月23日公開)に出演することが10日、明らかになった。久松さんが演じるのは“高級美女オークション”にかけられた中国人美女で、青いチャイナドレスのトップスに黒いショーツ、美脚を披露したセクシーないでたちの全身カットも公開された。
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同映画の大ファンだったといい、続編の出演に「とてもうれしかったです」と喜ぶ久松さん。人身売買を目的とした“高級美女オークション”にかけられた中国人女性・チーリンを演じ、中国語のせりふにも挑戦しているという。「不安もありましたが、精いっぱい頑張ろうと思いました」と振り返り、「撮影中、実際に体験したことのない恐怖、絶望をどう表現していくのかを自分なりに考え、三池監督にご指導いただきながら演じていました。自分自身演じたことのない役に苦戦しましたが全力でぶつかっていけて、とても楽しい撮影期間でした」とメッセージを寄せている。
「土竜の唄」は、高橋のぼるさんが「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の人気マンガが原作。素行不良を理由に懲戒免職された警察官・菊川玲二が“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官として暴力団内部に入り、幹部を逮捕するために活躍する姿を描いている。映画は生田さん主演で「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」と題し、2014年2月に公開。続編は、前作と同様に宮藤官九郎さんが脚本、三池さんが監督を務め、原作で人気の「チャイニーズマフィア」編が描かれる。
ほかに、生田さん演じる主人公の菊川玲二を追うエリート警察官・兜真矢(かぶと・しんや)役を瑛太さんが演じ、玲二の最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝の愛娘・轟迦蓮(とどろき・かれん)役を本田翼さん、キレると手がつけられないヤクザ・桜罵百治(さくらば・ももじ)役を古田新太さん、チャイニーズマフィアのヒットマン・胡蜂(フーフォン)役を菜々緒さんが演じる。また、前作にも出演した仲里依紗さん、上地雄輔さん、吹越満さん、遠藤憲一さん、皆川猿時さん、岩城滉一さんも出演。
続編では、日本一凶悪な犯罪組織・数寄矢会の若頭に就任した玲二(生田さん)が、轟周宝(岩城さん)から、チャイニーズマフィアの撲滅と、轟迦蓮(本田さん)を護衛するというミッションを言い渡される。その頃、エリート警官・兜真矢(瑛太さん)が警視庁組織犯罪対策部課長に就任。警察官とヤクザの癒着撲滅をモットーに掲げる兜は、玲二の逮捕に向けて動き出す……というストーリー。
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