アニメ1週間:「君の名は。」がアカデミー賞の審査対象作品に AGF2016に過去最多7万7000人

「アニメイトガールズフェスティバル2016」に登場したコスプレーヤー
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「アニメイトガールズフェスティバル2016」に登場したコスプレーヤー

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(6~12日)は、劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)が第89回アカデミー賞の長編アニメーション映画部門の審査対象作品となったニュースや「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)2016」に2日間で過去最多となる約7万7000人が来場した話題などが注目された。

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 7日、ちょぼらうにょぽみさんの4コママンガ「あいまいみー」が原作のテレビアニメの第3期「ちょぼらうにょぽみ劇場あいまいみー(仮)」が制作され、2017年1月から放送されることが分かった。第1、2期と同様に、いまざきいつきさんが監督が務め、声優として大坪由佳さんや内田彩さん、内田真礼さんが出演。セブンがアニメを制作する。

 7日に発表された5、6日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「君の名は。」が首位に返り咲いた。同作は、公開初週から9週連続で首位を維持していたが、10月29、30日の同ランキングで、「デスノート Light up the NEW world」(佐藤信介監督)が初登場で首位を獲得し、2位に後退。それでも、わずか1週で首位に返り咲いた。累計興行収入は179億6900万円を突破し、邦画では2003年7月公開の「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(本広克行監督)の約173億5000万円を抜いて歴代4位になった。

 8日、「君の名は。」が、第89回アカデミー賞の長編アニメーション映画部門の審査対象作品となったことが明らかになった。同作を米国で配給するファニメーションが発表した。審査を経て、長編アニメーション映画部門にノミネートされるかが注目される。

 8日には、東京・池袋で5、6日に開催された、アニメや“乙女ゲーム”などの女性ファンをターゲットとしたイベント「AGF2016」に2日間で約7万7000人が来場したことが分かった。同イベントは今年で7回目で、前年の約6万3000人を大幅に上回る過去最多の来場者数となった。前年比は123%だった。

 同じく8日、第17回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門新人賞を受賞した今井哲也さんのマンガ「アリスと蔵六(ぞうろく)」が、17年にテレビアニメ化されることが分かった。「アリスと蔵六」は、想像したことをすべて具現化できる超能力を持つ少女・紗名が、“研究所”から脱走し、頑固な老人・蔵六と出会い、運命が変わっていく……というストーリー。「月刊COMICリュウ」(徳間書店)で連載中。

 11日、「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などで知られる神山健治監督が手がける劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(2017年3月18日公開)に声優の釘宮理恵さんが出演することが分かった。釘宮さんは、高畑充希さんが演じる主人公の女子高生・森川ココネの相棒で犬のぬいぐるみ・ジョイを演じる。釘宮さんが神山監督の作品に出演するのは初めて。

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