西島大介:マンガ「ディエンビエンフー」 2度の雑誌休載で“完結”も復活 「本当の完結」へ

「ディエンビエンフー」の連載が発表された「月刊アクション」(双葉社)2017年1月号の予告ページ (C)西島大介/双葉社
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「ディエンビエンフー」の連載が発表された「月刊アクション」(双葉社)2017年1月号の予告ページ (C)西島大介/双葉社

 「世界の終わりの魔法使い」などで知られる西島大介さんのマンガで、2度の雑誌休載に立ち会った「ディエンビエンフー」が、2017年1月25日発売のマンガ誌「月刊アクション」(双葉社)2017年3月号で連載を始めることが明らかになった。西島さんは「こうして連載を仕切り直すのも3回目。しかしそれも今回で最後にしたい。もしここで完結までたどり着けないのなら、もうマンガ家とは名乗れない。今度こそ『本当の完結』に読者の皆さんを連れて行けるよう、死力を尽くします」と意気込んでいる。

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 「ディエンビエンフー」は、ベトナム戦争を舞台に、アメリカ軍の従軍カメラマンだったヒカルと、米軍を美しくも残忍に人々を殺すゲリラの少女の2人を描いている。最初は、角川書店(現KADOKAWA)の批評誌「Comic新現実」で連載。続いて小学館の月刊マンガ誌「IKKI」で連載された。IKKI版ではコミックスが12巻出たものの、最後は未完の形で完結していた。

 11月25日に発売された「月刊アクション」(双葉社)2017年1月号では、次号予告ページでイラストと共に、西島さんのコメントを掲載した。新連載のタイトルは「ディエンビエンフー TRUE END」となる。また「IKKI」の旧バージョンを復刻、描き下ろしカバーイラストと描き下ろしマンガを収録したコミックスを1月28日から6カ月連続で刊行する。編集部によると1月の新連載から読んでも話が分かり、コミックスを読むとさらに深く理解できるようになっているという。

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