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ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
歌手の桑田佳祐さんのソロとして4年ぶりの年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~」が横浜アリーナ(横浜市港北区)で2016年12月27、28、30、31日の4日間にわたって行われ各日1万5000人、計6万人を動員した。昨年は2枚のシングルをリリースし、CMに出演するなど精力的に活動したが、観客を前にしたステージに立つのは2015年8月のサザンオールスターズのツアーの追加公演だった日本武道館でのライブ以来1年4カ月ぶり。
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2016年、桑田さんは6月にインパクトのあるシングル「ヨシ子さん」と11月にアコースティック・ロッカバラードのシングル「君への手紙」をリリース。さらに、WOWOW開局25周年記念番組として6月に放送した「桑田佳祐『偉大なる歌謡曲に感謝 ~東京の唄~』」では「東京」をテーマにした数々の名曲のカバーを披露。この番組内で新曲「悪戯されて」が初公開されたことも話題を呼んだ。同番組を新たな編集を加えてパッケージ化した映像作品「THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~」が11月30日にリリースされた。
年越しライブはシングル「君への手紙」の収録曲「悪戯されて」からスタート。白いジャケットに蝶(ちょう)ネクタイというスタイルで登場した桑田さんは、歌謡ショーを思わせる中央の大階段を歌いながらゆっくりと下り、ステージ中央の定位置に付いた。4曲目に30年前の1987年のソロデビュー曲「悲しい気持ち~JUST A MAN IN LOVE」を披露すると客席からは大きな歓声が上がった。
「充実した楽しい1年でした」と16年を振り返った桑田さん。今回は16年の新曲はもちろん、13年に発表した「Yin Yang(イヤン)」などライブで初披露する曲もセットリストに盛り込まれた。
31日のカウントダウンライブでは本編終盤の「EARLY IN THE MORNING ~旅立ちの朝~」で妖艶なダンサーとの絡みを見せて会場をあおり、曲が終わると新年へのカウントダウンに突入。ド派手な演出で桑田さんとともに1万5000人が新年を迎えた。その後、ステージが暗転し、お正月仕様という白むく姿でパンダメークの“ヨシ子さん”と思わしき人物が登場。40人ほどのダンサーとともに16年の新曲「ヨシ子さん」を披露し、近未来の日本を想起させるド派手な世界観で観客を魅了した。
今回の年越しライブでは、2年前のサザンの年越しライブ同様、舞台後方のバックステージにも観客席が作られ、桑田さんは何度も後ろを向いて手を振り、声を掛けるなど、持ち前のサービス精神を発揮。桑田さんは最後まで疲れも見せず全28曲を2時間半にわたって演奏し16年を締めくくり、17年に新たな一歩を踏み出した。
17年はニューシングル「君への手紙」の初回特典に入っていたファンに向けた手紙に「新しい作品を来年にはお届けできるように頑張ります」と書かれていた通り、アルバムのレコーディングに入っていることを公言している桑田さん。ソロ活動30周年を迎える17年の活躍が期待される。大みそかのカウントダウンライブの模様は、1月3日午後8時からWOWOWプライムで放送。