聲の形:日本アカデミー賞受賞に山田尚子監督と早見沙織が「おめでとう」

「聲の形」の舞台あいさつに登場した早見沙織さん(左)と山田尚子監督(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
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「聲の形」の舞台あいさつに登場した早見沙織さん(左)と山田尚子監督(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

 大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)が、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞したことを記念して、1日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で舞台あいさつが行われた。山田監督は「作品賞をいただいたということで、皆でいただいた賞だと思います。おめでとうございます」と感謝の言葉を語り、ヒロイン・西宮硝子役の声優の早見沙織さんは「おめでとうございます。まだ実感がありませんが、受賞を機に、もう一度こうして皆様の前で、あいさつができてうれしいです」と喜んだ。

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 舞台あいさつでは、石田将也役の入野自由さんのメッセージも紹介。入野さんは「この一つの結果が、より一人でも多くの皆さまに『聲の形』を知っていただくきっかけになれば、これ以上にうれしいことはありません。スタッフ、キャスト、会場の皆様、おめでとうございます。そして、ありがとうございました」とコメントを寄せた。また、同作のブルーレイディスク、DVDが5月17日に発売されることも発表された。

 「聲の形」は、聴覚障害を持つ少女・硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・将也の孤独や絶望、愛などを描いた大今さんのマンガが原作。「別冊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と「週刊少年マガジン」(同)13年12号に読み切りが掲載され、「週刊少年マガジン」で13年8月~14年11月に連載された。アニメは「けいおん!」などの京都アニメーションが製作し、女優の松岡茉優さんが声優として出演したことも話題になった。昨年9月17日に公開され、興行収入が23億円を突破した。

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