女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第7回「検地がやってきた」が19日に放送される。今川義元(春風亭昇太さん)は、直親(三浦春馬さん)の帰参を認める条件として、井伊谷(いいのや)での大規模な「検地」を実施する。責任を感じる直親は、井伊家の最後の砦となる“隠し里”を守り通すための策を練る。一方、今川家の目付でもある政次は、検地に向け着々と準備を進める……。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリー。
12日放送の第6回「初恋の別れ道」は、井伊谷に帰還した亀之丞(三浦さん)が、井伊直親と名を改め、次郎法師(柴咲さん)に「自分の妻に迎えたい」と願い出る。井伊の本領安堵(あんど)のため、次郎の父・直盛(杉本哲太さん)は娘の還俗(げんぞく:出家した者が再び俗人にかえること)願いを断念するが、それでも直親はあきらめきれず……という展開だった。
第7回では、井伊家存続のため直親とのつらい別れを選んだ次郎法師。政次は今川館に出向き、直親の帰参と家督相続を認めてもらおうとするが、義元の出した交換条件は、井伊谷での大規模な「検地」の実施で、直平(前田吟さん)は自分の治める川名の隠し里に今川の検地の手が及ぶことを恐れ、怒りをあらわにする。井伊家の最後の砦となる“隠し里”を守り通すための策を練る直親。また、次郎法師も政次に検地では直親の味方になってほしいと伝える。
「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は9月21日午後9時から放送の大…
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。9月23日から最終週「虎に翼」に入る。
お笑い芸人が漫才、コント、ピン芸などジャンルを問わず珠玉のネタを披露する笑いの祭典「ENGEIグランドスラム」が、9月21日のフジテレビ系「土曜プレミアム」(土曜午後9時)で放送…
ニッポン放送とWOWOWがタッグを組んで制作したドラマ「ゴースト・オブ・レディオ~バチボコ怖い心霊バスツアー~」を11月17日、29日に生配信することが明らかになった。ニッポン放…
俳優の神木隆之介さん主演の10月期のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)。明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県・端島と、現代の東京を…