女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系、水曜午後10時)がこのほどクランクアップを迎えた。吉高さんは「3年ぶりの連ドラ出演だったんですけど、毎日(スタッフ・キャストの)皆さんに会いに来るのがすごく楽しみで、こんなに疲れも忘れてできたのは皆さんのお陰です。温かく見守っていただいてありがとうございました」とあいさつ。
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そして、「2人(共演の榮倉奈々さん、大島優子さん)にも感謝してます。元気がないときに明るく盛り上げてくれて励まされた日がいっぱいありました。皆さん、本当にお世話になりました!」と共演の2人への感謝も口にした。
「東京タラレバ娘」は、「海月姫」や「かくかくしかじか」で知られる東村アキコさんのマンガが原作。吉高さん演じるアラサーで彼氏ナシの売れない脚本家・倫子、榮倉奈々さん演じるネイリストの香、大島優子さん演じる居酒屋「呑んべえ」の看板娘・小雪の3人が、恋に仕事に悪戦苦闘する姿をコミカルに描いている。
撮影ラストシーンの舞台は、劇中で倫子、香、小雪の3人組がたびたび集まっていた居酒屋「呑んべえ」。ここでまず、イケメンモデル・KEY役の坂口健太郎さん、倫子にかつて告白した男性・早坂役の鈴木亮平さんがクランクアップを迎え、これに続いて吉高さん、大島さん、榮倉さんの3人が同時にクランクアップ。「これをもちまして『東京タラレバ娘』、クランクアップです!」の声とともに拍手が起こると、3人は笑顔を浮かべたが、直後に「急に(クランクアップを)実感して……寂しい」と大島さんが言葉を詰まらせ、それにつられたように「困るんだけど……」と吉高さん、榮倉さんも目に涙を浮かべた。
大島さんは「普通なら連ドラって撮影が進むにつれて大変になっていくんですけど、この現場は、スタッフの皆さんがどんどん朗らかになっていって、空気が温かかったから、今こうやって終わりを迎えるのが本当に寂しいです。お疲れ様でした! ありがとうございました」とあいさつ。榮倉さんは「毎日、倫子と小雪を見るのがすごく楽しくて、そう思えるドラマってとてもすてきだなと感謝しています。まだまだ続いていくような気がするこの作品に参加できてうれしかったです」と作品を振り返った。
最終話では、亡き妻の七回忌で義父から「娘のことは忘れて、自分の人生を歩いていきなさい」と言われ、心の支えをなくしたKEYの姿を見て、放っておけなくなった倫子はKEYを家に連れ帰って一晩泊めてしまう。早坂にうそをついてまでそんなことをしてしまったことを後悔しながらも、倫子はKEYに心引かれている自分に気づき……という展開。22日午後10時から放送。
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