ポーの一族:萩尾望都の傑作マンガ初舞台化 宝塚でミュージカルに

萩尾望都さんのマンガ「ポーの一族」のコミックス1巻
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萩尾望都さんのマンガ「ポーの一族」のコミックス1巻

 少年の姿のまま永遠の時を生きる吸血鬼の運命を描いた萩尾望都さんの傑作マンガ「ポーの一族」が、宝塚歌劇団でミュージカル化されることが23日、明らかになった。「ポーの一族」の舞台化は、これまで原作者の萩尾さんがあらゆる上演希望を断り続けてきたといい、今回が初となる。

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 舞台は、トップスターの明日海りおさんとトップ娘役・仙名彩世さんが主演。脚本と演出は、1985年から「ポーの一族」のミュージカル化を願ってきた小池修一郎さんが担当する。2018年1~3月に宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)、東京宝塚劇場(東京都千代田区)にて上演される。

 「ポーの一族」は、1972~76年に「別冊少女コミック」(現ベツコミ)に連載された作品。バンパネラ(吸血鬼)の一族・エドガーとメリーベルの兄妹が、アランという少年に出会う……というストーリー。1976年に「小学館漫画賞」の少年少女部門を受賞している。昨年、40年ぶりに新エピソード「ポーの一族 ~春の夢~」が「月刊フラワーズ」(小学館)に掲載され、大きな話題を呼んだ。

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