沈黙法廷:佐々木譲の法廷小説が9月にWOWOWで連ドラ化 

原作の「沈黙法廷」(新潮社)のカバー
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原作の「沈黙法廷」(新潮社)のカバー

 直木賞作家の佐々木譲さんの法廷小説が原作の「連続ドラマW 沈黙法廷」が9月からWOWOWで放送されることが6日、分かった。WOWOWが佐々木さんの作品を映像化するのは初めて。

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 ドラマは、佐々木さんの「沈黙法廷」(新潮社)が原作。一人暮らしの老人の絞殺体が発見され、捜査線上に家事代行業を営む女性・山本美紀が浮上。彼女の自宅マンション前には、事件を捜査する赤羽署の刑事たちのほかに、埼玉県警の車両も訪れており、彼女の仕事先で複数の不審死が発生していた事実が明らかになる……というストーリー。NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などを手がけた尾崎将也さんが脚本を担当する。

 佐々木さんは「『沈黙法廷』は、私にとって最初のリーガル・サスペンスだ。お年寄りの殺人事件から始まる警察捜査小説にプラスして、被疑者が起訴された後の裁判の、その劇的な対立も描いた」と説明。また、「この法廷に生まれるドラマは濃密で、何度も何度も攻守は交代する。原作のその読みどころを、ドラマはどのように描いてくれるのだろうか。被告・山本美紀の人生を、どのように照らしてくれるのだろうか。楽しみだ」とコメントしている。

 ドラマは9月24日から毎週日曜午後10時に放送。全5話。第1話はWOWOWプライムで無料放送。

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