声優の宮野真守さんが、人気マンガの実写映画「亜人」(本広克行監督)で主演の佐藤健さんが演じる主人公・永井圭の分身的存在「IBM」の声を担当することが11日、明らかになった。アニメ版で主人公の声を務めた宮野さんは、「まさか自分にIBMの声として、声がかかるなんてビックリしましたけれど、とてもうれしかった」と今回の“出演”を喜んでいる。
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IBMは「インビジブル・ブラック・マター」の略称。作中に登場する不死の生物「亜人」の能力で、普通の人間が見ることができない「黒い粒子」を指す。
実写映画を見た宮野さんは「アニメでも僕が印象に残っている(亜人の永井圭を使った)人体実験のシーンがあり、佐藤健さんが体当たりで臨んでいる姿を見て『あの残酷なシーンを体験された方が他にもいる』と佐藤健さんに勝手ながら親近感を覚えました(笑い)」と語り、「インパクトのあるIBMですが、実写映画ならではの見せ方で登場するので、皆さんぜひご覧いただければと思います」とコメントしている。
「亜人」は、「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中の桜井画門さんの人気マンガ。実写映画は、トラックと衝突して死亡したことで「亜人」であることが発覚した研修医・圭が懸賞金目当ての人々や警察に追われる身となり、同じく亜人のテロリスト・佐藤が手を差し伸べるが、国家転覆の陰謀に加担できず……というストーリーで、綾野剛さん、玉山鉄二さん、城田優さん、千葉雄大さん、川栄李奈さんらも出演する。9月30日公開。
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