柳沢慎吾:「猿の惑星」最新作で声優に チンパンジー役に「ピッタリだなと」

映画「猿の惑星:聖戦記」で声優を務めた柳沢慎吾さん(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
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映画「猿の惑星:聖戦記」で声優を務めた柳沢慎吾さん(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 タレントの柳沢慎吾さんが映画「猿の惑星」シリーズの最新作「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」(マット・リーヴス監督、10月13日公開予定)の日本語吹き替え版の声優に決まった。シリーズに新しく登場するユーモアと知性を秘めた猿「バッド・エイプ」役で、柳沢さんは「ピッタリだな!って思いましたね」と、オファーを受けた時の気持ちを明かした。

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 映画は、カリスマ的な主人公のシーザーが、最愛の家族を殺害されるというエピソードで幕を開ける。軍隊を統率する敵の冷酷非情なリーダーの大佐への憎悪に駆られたシーザーは、大勢の仲間を新たな隠れ場所へと向かわせ、自らは復讐(ふくしゅう)の旅にでる……という内容。柳沢さんが演じたバッド・エイプは、動物園出身で、人間の物資を盗んで生きている奇妙なチンパンジーで、シーザーに大佐の居場所を道案内するという役どころ。

 柳沢さんは「実家のお袋にも『今度「猿の惑星」の声優をやるんだ』って言ったら、『何役なの?』って聞かれて、『猿』って答えたら『ピッタリじゃん、ピッタリ! 観る、観る!』って言っていました」とエピソードを明かし、「バッド・エイプは、過去にいろいろあったんだけど、シーザーと出会って新たに勇気をもらうんです。良い役ですよね。オイシイ役なんですよ」と笑顔で話した。

 吹き替えについて柳沢さんは「人間が話しているのを聞いて、言葉を覚えたという設定なので、普通にしゃべると人間になってしまうし、やりすぎちゃうとしらじらしくなっちゃうし、すごく難しかったです」と苦労も明かしたが、「悲しい過去をシーザーに語るシーンでたっぷり間を空けて話すんだけど、あのシーンで自信が確信に変わったね」と自身の演技に胸を張った。

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