ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組について、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は、宮部みゆきさんの同名小説(新潮文庫)が原作のスペシャルドラマ「荒神(こうじん)」(NHK BSプレミアム、17日午後9時から)だ。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
関ケ原の戦いから100年後の太平の世、朱音(あかね=内田有紀さん)が大けがをして運び込まれた少年を手当てする場面から始まる。敵対する隣の藩の村が怪物に襲われたと知った朱音は、浪人の榊田宗栄(平岡祐太さん)、絵師の菊地圓秀(柳沢慎吾さん)、鉄砲撃ちの源一(大地康雄さん)と共に怪物退治に挑む。一方、朱音の兄で藩の重臣・曽谷弾正(平岳大さん)は、怪物を操ろうと暗躍する。そして怪物誕生の意外な真相、罪深い人の業が明らかになる……というストーリーだ。
原作者の宮部さんが「熱のこもった企画をNHKさんから届いた」と言うだけのことはあり、フルCGの怪物をよくここまで作り込んだなあ……というのが第一印象。最初は怪物が付けた傷や足跡が映し出され、とりでが攻撃されるシーンの二つで、圧倒的な存在感を感じさせてくれる。そうやって視聴者の興味を引きつけておいて、満を持して怪物をチラ見せ。椅子から跳びはねそうなぐらい驚いてしまった。そして朱音の村を襲う怪物は「恐ろしい」の一言だ。
怪物だけでなく、中盤以降急展開するストーリーにもくぎ付け。怪物の正体、人の業の深さなど、序盤の謎が次々と明かされていく。後味は決して良いわけではないが、心の中に残るものがあるのも確か。ヒロイン役の内田さんのちょっとだけ色っぽいシーンがあったり、怪物の残虐なシーンがあったり、「あのNHKがよくOK出したなあ」と思ったのは内緒。個人的には、特に柳沢さんの演技が見事で、本当にイラッとさせられました。必見。
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…
アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの松村沙友理さんが、6月9日発売のムック本「じゃらん酒旅BOOK 2022 保存版」(リクルート)の表紙に登場する。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)の裏表紙が5月5日、公開された。
アイドルグループ「乃木坂46」のデビュー10周年記念公式ムック「N46MODE(エヌヨンロクモード) vol.2」(光文社、5月10日発売)に掲載される、樋口日奈さんと早川聖来さ…