女優の広瀬すずさんが9日、東京都内で行われた、声優を担当した劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(新房昭之総監督、18日公開)の花火点灯セレモニーに登場。大輪の花をあしらったイエロー×グリーンのさわやか&キュートな浴衣姿で「この作品で(浴衣を)着させていただくことに特別な思いを感じます」と笑顔を見せた。
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イベントは映画公開を記念して行われたもので、ともに声優を務めた菅田将暉さん、声優の宮野真守さんも浴衣姿で出席。3人で点灯スイッチを押すと、鮮やかなLEDによるイルミネーション花火と、本物の仕掛け花火300発が打ち上がった。広瀬さんは花火を見終わると「すごーい」と笑顔。「真下から見られることは、なかなかないので。花火いいですね」と感激していた。
同アニメは、1993年に制作された岩井総監督のテレビドラマが原作で、95年には映画化された。今回のアニメ化にあたっては現代的な要素を加え、長編のラブストーリーに仕上げている。とある海辺の町が舞台で、クラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がる中、クラスのアイドル、なずなに思いを寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験の中で、なずなから「かけおち」に誘われるが……というストーリー。広瀬さんはなずなの声を担当した。