北原里英:最後のじゃんけん大会でまさかの大ブーイングも「悔いはない」

「AKB48グループ ユニットじゃんけん大会2017」でベスト4に残った北原里英さん
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「AKB48グループ ユニットじゃんけん大会2017」でベスト4に残った北原里英さん

 アイドルグループ「NGT48」の北原里英さんが24日、日本ガイシホール(名古屋市南区)で開催された「AKB48グループ ユニットじゃんけん大会2017~絆は拳から生まれる!~」に出場した。AKB48グループからの卒業を表明している北原さんは、今回が最後のじゃんけん大会で、地元SKE48のメンバー9人によるユニット「栄6期生」と対戦する際には、会場に集まったファンから大ブーイングを浴びたが、出場したユニットでベスト4に食い込み「悔いはない。最後のじゃんけん大会にして最高順位。勝ち逃げしたい」と笑みを見せた。

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 この日、北原さんはAKB48の大家志津香さん、宮崎美穂さんとの3人組ユニット「kissの天ぷら」で出場。ステージでは2回戦でNGT48の菅原りこさんの「さくらんぼの妖精」と対戦して勝利すると「大人げなくて申し訳ないんですけど、卒業も近いので。いままで後輩に譲りまくってきたので(今回は)譲らずにいきたい」とコメント。ベスト4に残るかどうかが決まる「栄6期生」との対戦で「名古屋をがっかりさせてやるぞー!」と叫んで大ブーイングを浴び、「いちおう愛知県出身なのに……」と嘆いていた。

 北原さんは、終演後に取材に応じ、客席に家族がいたことから「誰にでも親がいるんだよということを考えてほしい。きょうに限ってはこの場にいましたし」と冗談めかしつつ“抗議”。一方で「今回、初めてじゃんけん大会で明らかなブーイングが起きたと思うんです。こういうやり方があるんだなって、新しい一面が見られた」と胸を張った。さらに「来年からは(ブーイングは)ないといいな」と後輩を思いやりつつ、来年ヒール(悪役)に指名するならと聞かれると「智代梨(ちより)あたりにやってもらえたら」とAKB48の中西智代梨さんの名前を挙げていた。

 今回は荒巻美咲さん(HKT48 Team T2)と運上弘菜さん(HKT48 研究生)の2人組ユニット「fairy w!nk」が優勝し、12月13日に発売されるシングルでのメジャーデビューを勝ち取った。また、シングルには、ベスト4に残った、北原さんが所属する「kissの天ぷら」、SKE48の白井琴望(ことの)さん、NMB48の村瀬紗英さんと矢倉楓子さんの2人組ユニット「ふぅさえ」の曲がカップリングとして収録され、ミュージックビデオも撮影される。

 AKB48の「じゃんけん大会」は、2010年から毎年開催され、今回が8回目。初めてユニットでの出場が可能になった。AKB48と国内の姉妹グループ(SKE48/NMB48/HKT48/NGT48/STU48)のメンバー(卒業発表者は除く)の中から、ソロから最大18人のユニットまで全43組、総勢157人が参加。この日のステージには舞台出演中の田野優花さん(AKB48 TeamK)を除く156人が出演した。

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