今年の秋アニメが出そろってから1カ月以上がたった。「MANTANWEB」のアニメ担当記者が、「UQ HOLDER!」「十二大戦」「おそ松さん 第2期」「いぬやしき」を独断と偏見で語る。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
アニメの出来は上々で、オープニングテーマ「ハッピー☆マテリアル」を聴いて、ホッとしたファンが多いのでは……というのが第一印象。「魔法先生ネギま!」シリーズらしく美少女が多数登場するのもポイントが高い。続編ものだけに、一見さんの“敷居が高く”なるのは確かで、前作の知識のあるほうが面白いものの、知識なしでボーっと見るのも悪くないと思う。雪姫最高!(河)
干支の名を宿す12の戦士たちが戦いを繰り広げるという設定に、「聖闘士星矢」で黄金聖闘士が登場したときに「私の星座の聖闘士はどんなかしら?」とワクワクした気持ちを思い出した。始まってみると、各戦士の背景が描かれ、思い入れが深まるタイミングで、その戦士が倒されちゃうというハイスピードな展開。西尾維新さんの作品ならではの長いせりふ回しもあり、テンポよく楽しめる。各戦士には「豊かに殺す」(亥)、「平和裏に殺す」(申)など、それぞれに殺し方があり、なかなか残酷な描写もあるが、今度はどんな殺し方を!?と楽しみにしてしまっている自分がいます。(岡)
悪ノリがさらにエスカレートか!? 大ヒットしたこともパロディーにするなど勢いが衰えるどころか、さらにパワーアップした印象。社会現象にもなったことで、良くも悪くも注目されることから、むちゃをするのは難しいだろうに、ギリギリのバランス感覚で、変わらず過激であり続けているところが素晴らしい。第1期が放送されたのが15年10月~16年3月だから、ちょっと間が空いてしまった感もある。ファンの熱はどうなのか……。反響も気になるところ。(鉄)
実写映画化も決まっている奥浩哉さんの人気マンガのテレビアニメ化ということで、やはり同じ作者で同じようなメディアミックスで話題を集めた「GANTZ」との比較が最初にきてしまうのは仕方がないところ、世界観的にもポップな「GANTZ」の方が、アニメというメディアには正直合っていたとは思うが、より密度の高い人間関係が描かれている本作のアニメには生々しさ、リアルさという面で別のよさがあった。メインの2キャラに声優ではない小日向文世さん、村上虹郎さんを起用したことで、その「生っぽさ」がより感じられているように思う。あと実写映画にも同じ役で起用されている本郷奏多さんは「声優としても」素晴らしい演技で、実写とアニメの橋渡しという難しい役回りを十二分にこなしている。(立)
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