アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2017」(バンダイ主催)の日本大会決勝戦の表彰式が26日、ガンダムベース東京(東京都江東区)で行われ、中学2年生の畑めいさんの作品「悪魔との契約 ~最期の代償~」が、14歳以下が対象のジュニアコースの日本代表に選ばれた。畑さんは、11年のコンテスト開始から15年まで5年連続で日本代表に選ばれ、16年は代表入りを逃していた。今年は最後のジュニアコースで、日本代表に返り咲いた。
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畑さんは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のガンダムバルバトスが、悪魔のような強さを手に入れた様子を表現した「悪魔との契約 ~最期の代償~」で日本代表に選ばれた。表彰式で畑さんは涙を流しながら「本当にうれしいです」と喜んだ。
15歳以上が対象のオープンコースは、下田重工業さんの「機動戦士ガンダム0083」のデンドロビウムをモチーフにした「RX-78GP03 DENDROBIUM」が日本代表に選ばれた。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年に始まり、7回目となる今年は日本、中国、韓国、タイ、シンガポール、米国、フランス、イタリアなど過去最多となる16の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、日本代表は、二次審査を通過したオープンコースの最終候補20作品とジュニアコースの最終候補10作品の中から、一般投票や特別審査員による審査で選ばれた。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月17日にガンダムベース東京で行われる世界大会の決勝戦に出場する。
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