草なぎ剛:NHK「赤報隊事件」実録ドラマに出演 新聞記者役

NHKスペシャル「未解決事件」に出演する草なぎ剛さん=NHK提供
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NHKスペシャル「未解決事件」に出演する草なぎ剛さん=NHK提供

 元「SMAP」の草なぎ剛さんが、NHKスペシャルの「未解決事件」の実録ドラマに新聞記者役で出演することが20日、明らかになった。「未解決事件」は、日本中に衝撃を与えながらも未解決となっている事件を、再現ドラマやドキュメンタリーで徹底検証する番組で、草なぎさんは2018年1月27日に放送される「File.6 赤報隊事件」の実録ドラマに出演。俳優の上地雄輔さんと共に朝日新聞特命取材班記者を演じる。同日行われたNHKの会見で発表された。

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 「赤報隊事件」は、1987年に起こった“言論のテロ事件”と呼ばれる事件。同年5月3日、朝日新聞阪神支局に突然、目出し帽の男が侵入し、散弾銃を発砲。記者2人が死傷し、その後、全国各地の朝日新聞関連施設を襲撃、爆破未遂、さらに中曽根・竹下元首相への脅迫や、リクルート元会長宅への銃撃など、事件は全国に拡大した。延べ50万人の捜査員が投入されたが、13年前に事件未解決のまま時効を迎えた。

 「未解決事件」では、第1夜でNHKが入手した資料や関係者の証言をもとに実録ドラマを放送、第2夜でドキュメンタリーを放送する。同番組の「追跡プロジェクト」でナビゲーターを務めたことがある草なぎさんは「今回は実録ドラマへの出演ということで楽しみです。阪神支局の事件が起きたとき、僕は中学生でした。事件について詳しく知らなかったのですが、知れば知るほど、自由にモノが言える自由な社会とは何か、考えるようになりました。この社会に暮らしている一人として、ドラマを通して少しでも皆さんに考えてもらうきっかけが作れたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。

 「『未解決事件』File.6 赤報隊事件」は、NHK総合で第1夜が18年1月27日午後7時半から、第2夜が同28日午後9時から放送。

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