俳優の三浦春馬さんが、5月12日に放送されるフジテレビ系のオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」の一編「明日へのワープ」で主演を務めることが13日、明らかになった。「世にも奇妙な物語」シリーズへの主演は7年ぶり2回目。また同居中の恋人役で佐久間由衣さんが同シリーズに初出演し、三浦さんと初共演を果たす。
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「明日へのワープ」は、謎の薬の奇跡に人生を懸けた一人の青年の“タイムワープ的体験”を描いたヒューマンSF作。映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦さん)はアルバイトをしながら自主製作映画を作り続けてはや10年、まったく芽が出ないままで、かつて一緒に夢見ていた女優志望の恋人、須藤由紀(佐久間さん)からも愛想を尽かされそうになる。峰雄は眠れぬ日々が続いていたある日、心療内科で精神科医から謎の薬を処方される。それは1錠服用した途端、24時間分の記憶が完全になくなり、24時間後の未来にワープしたかのような感覚になる薬。薬で記憶をコントロールできるようになった時、果たしてその人生は思い通りになっていくのか……というストーリー。
三浦さんは、7年ぶり2回目の主演を「純粋にうれしかったです」と喜び、「明日へのワープ」について「自分と向き合う時、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました。勝負しなければいけない瞬間というのは人それぞれ絶対にあると思うので、そういうことの大切や尊さに気づいてもらえるような作品にできればいいなと思いながら、精いっぱいやらせていただきました」と振り返った。
佐久間さんは「小さいころから『世にも奇妙な物語』を見ていたので、お話をいただいた時には、本当にうれしくて“私が出ていいのかな”ってびっくりしました。歴史ある番組に出演させていただけて光栄です」と心境を明かし。初共演の三浦さんに対しては「優しくて面白い方だったので、現場の雰囲気も和やかで、お芝居のやりやすい環境を作っていただきました。三浦さんのたたずまいにすごく助けられて、役に入ることができました」と感謝していた。
「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」はストーリーテラーをタモリさんが担当。5月12日午後9時から放送される。
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