ディーン・フジオカ:撮影で海の上を走り「不思議な体験」 水が耳、鼻に入る衝撃的体験も

映画「海を駆ける」の初日舞台あいさつに出席したディーン・フジオカさん
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映画「海を駆ける」の初日舞台あいさつに出席したディーン・フジオカさん

 俳優のディーン・フジオカさんが26日、東京都内で行われた主演映画「海を駆ける」(深田晃司監督)の初日舞台あいさつに登場。撮影で、“海の上を走る”シーンに挑戦したというフジオカさんは「インド洋で海に向かって走って、周りが全部、海になる。不思議な体験でした」と話し、「頭から海に突っ込んだりを何回もして、水の中で逆さになると耳や鼻に水が入ってくる。衝撃的でした。病院で鼻に水を入れるやつみたいな感じで、あれをすごい水圧でやるみたいで、すっきりしました」と撮影を振り返った。

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 舞台あいさつには、タカシ役の太賀さん、貴子役の鶴田真由さん、サチコ役の阿部純子さん、イルマを演じたインドネシア出身の女優のセカール・サリさん、深田監督も出席。ディーンさんが、水中での体験を明かすと、深田監督は「何回もやらせちゃってごめんね、ありがとう」とねぎらっていた。また、ディーンさんは、サリさんと通訳なしで会話している姿も見せていた。

 映画は「淵に立つ」で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門の審査員賞を受賞した深田監督の最新作。バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見された。片言の日本語やインドネシア語を話すその男は、海で発見されたことからインドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられた。NPO法人で災害復興の仕事をしている貴子(鶴田さん)と息子のタカシ(太賀さん)、親戚のサチコ(阿部さん)は、記憶喪失ではないかと診断されたラウをしばらく預かり、身元探しを手伝うことに。ラウの周辺ではさまざまな不可思議な現象が起こり始める……というストーリー。

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