3月にTBSを退社した安東弘樹アナウンサーが、フリー転身後地上波初のMCを務める「エンジン オブ マイライフ」（ABC、関西ローカル、全4回）が31日午後11時25分から放送される。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務めるほどのカーマニアである安東アナが、武豊騎手らJRAのトップジョッキーの愛車に乗って、その素顔に迫る。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　安東アナは、19歳で免許をとってからこれまで42台の車を乗り継ぎ、車の試乗が趣味で「国内で乗っていない車はない」と豪語するカーマニアとして知られ、著名なモータージャーナリストやレーサーらが名を連ねる日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務める。

　番組は、JRAのトップジョッキーが愛車を紹介しながら、車と競馬について語るという内容。第1回はJRA通算1100勝を超えるトップジョッキーの川田将雅騎手が登場し、愛車の「メルセデス AMG GT-S」に乗って、幼いころから「本能的に車好きだった」と話す。また、「車は素直。（アクセルを）踏めば行く。馬は自分の感情がある」と語り、6月3日、ペルシアンナイトで騎乗予定の安田記念（G1）に向けて「車ぐらいみんなが（馬が）言うこと聞いてくれるといいんですけどね」と本音をこぼした。

　第2回（6月7日午後11時半〜）はミルコ・デムーロ騎手が愛車の「マセラティ・グラントゥーリズモ」を紹介。「騎手になっていなかったら、F1パイロットになっていた」というほど車好きであることを明かした。昨年、サトノクラウンで優勝した宝塚記念（G1）について「当たり前だが、今年も勝ちたい」と抱負を述べた。

　第3回（14日午後11時15分）と第4回（21日同）は前人未到のJRA通算4000勝達成を目前に控える武騎手を迎え、車と競馬についてのトークを展開する。

　安東アナは「車の話は楽しいですね！　それにしても騎手の皆さんのクルマ愛と知識には驚かされました。やはり、馬とクルマ、愛を持って操るというところは同じなのでしょうか。番組をご覧の皆さんにも、その愛が伝わればうれしいです！」とコメントしている。