名探偵コナン
#1184「赤レンガ倉庫 消えた誘拐犯(前編)」
12月6日(土)放送分
今年、創刊50周年のマンガ誌「ビッグコミック」(小学館)の関係者に、名作の生まれた裏側や同誌について聞く連載企画「ビッグに聞く」。第11回は、「漂流教室」「まことちゃん」などの楳図かずおさんが登場。創作秘話、マンガの未来などについて聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
「ビッグコミック」が創刊したのが50年前の1968年。当時、30代だった楳図さんは多忙を極めていた。「少年サンデー」(小学館)や「少年キング」(少年画報社)、「ティーンルック」(主婦と生活社)などで連載を抱え、さらに「ビッグコミック」も加わる。「ストーリーのストックは常に5本用意していました。どうしても思いつかないときだけ、ストックから使っていました。歩きながら考えるんです。五つあるとパニックにならないんです。安心感があるんですね」と振り返る。
楳図さんは「独特」としか表現できないような作品を数多く生み出してきた。「マンガは文学性と芸術性が足りないと思っていた」「マンガは二言めにはキャラクターというでしょ。僕はキャラクターに重きは置かない。あくまでストーリーを優先する。そうすると掘り下げ方が変わる。キャラにこだわりすぎると、深みのあるお話は描けないと思います」という思いでマンガを描いてきた。
さらに「僕は根源を見たいという気持ちがあり、人間の本性、本能を探ってきた。本能に逆らいたいという気持ちで物語を作ってきた」とも明かす。
「ビッグコミック」の創刊から50年で、マンガは進化してきたともいわれている。しかし、楳図さんは「50年前を思い出しても、この前のような気がするし、50年後の未来もすぐ先の気がします。遺伝的継続は4万年、文化は400年が一区切りとも言いますから、マンガに変化が起こるのは350年後!」と持論を展開する。
「人間の持っているパターンは何年先でも、変わらないような気がするんですよね。でも、これが新しい!という表現は出てくるでしょうね。もし出てきたら、イアラー!と大声で叫びますね」とも話す。「イアラ」は、楳図さんが「ビッグコミック」で連載した名作のタイトルで、「再び会いましょう、いつかどこかで」という意味の造語。350年で、楳図さんを叫ばせるような表現は生まれているのだろうか……。
堀越耕平さんの人気マンガ「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」の公式スピンオフが原作のテレビアニメ「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」の第2期が、202…
里見Uさんのマンガ「平成敗残兵☆すみれちゃん」が、12月8日発売のマンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)2025年第2・3合併号の巻頭カラーを飾る。
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の西修さんのマンガが原作のテレビアニメ「魔入りました!入間くん」の第4シリーズのメインビジュアルが公開された。第4シリーズでは、主人公…
鳥山明さんのマンガが原作のアニメ「ドラゴンボール」のフィギュア「デスクトップリアルマッコイ ドラゴンボールZ 孫悟空 01 -限定復刻仕様版-」(メガハウス)が発売される。858…
人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」で知られる大森藤ノさんが原作を担当するマンガが原作のテレビアニメ「杖と剣のウィストリア」のシーズ…
2025年12月07日 13:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。