今週シネマ:29、30日公開の映画「ハン・ソロ」「パンク侍、斬られて候」、劇場版「アンパンマン」…話題作が続々

映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の一場面 (C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
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映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の一場面 (C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。29日には、大ヒットSF映画「スター・ウォーズ」シリーズの人気キャラクター、ハン・ソロの若き日を描く「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」(ロン・ハワード監督)、30日に綾野剛さん主演の映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)、人気アニメの劇場版「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」(矢野博之監督)、歴代特撮ヒーローが共演するVシネマ「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」(坂本浩一監督)が公開される。

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 「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は、ハン・ソロの生い立ち、名前の由来、チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコン号との出会いなど、ハン・ソロの知られざる過去が明かされる。

 銀河帝国が支配を強め、暗雲が立ち込める時代。惑星コレリアで生まれ育ったハン・ソロ(オールデン・エアエンライクさん)に家族はいない。唯一心を許せるのは、共にスラムで育ったキーラ(エミリア・クラークさん)だけだった。今の生活から抜け出したいハン・ソロとキーラは、ある日、故郷からの脱出を試みるが……というストーリー。

 「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)は、芥川賞作家・町田康さんの小説を原作に、宮藤官九郎さんが脚本を書いた。江戸時代、ちょっといい加減な超人的剣客がまいた種によって起こる騒動を、テンポよくパワフルな展開で描いた娯楽大作。綾野さんのほか、北川景子さん、東出昌大さん、染谷将太さん、浅野忠信さん、豊川悦司さん、永瀬正敏さんら豪華キャストが個性的なキャラクターに扮(ふん)し、生き生きとしたせりふ回しで大いに笑わせてくれる。

 超人的な剣客の掛十之進(綾野さん)は、巡礼の物乞いを斬りつける。掛が言うには「この土地に災いをもたらすから」という理由だったのだが……という展開。

 「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」は、テレビアニメ第1話にも登場し、アンパンマン誕生のきっかけとなった命の象徴のような存在「いのちの星」が物語に大きく関わってくる。

 ある日、バイキン城の地下の巨大なごみ箱「ハイパーゴミキエール」から、好奇心旺盛でちょっと不思議な子、クルンが現れる。ばいきんまんやドキンちゃんたちと仲良くなったクルンは、ばいきんまんとはぐれた時にパトロール中のアンパンマンと出会い、アンパンマンや仲間たちとパン工場で楽しい日々を過ごすようになる。だがある夜、黒い星が降ってきて木や草が枯れる事件が発生。「いのちの星」の故郷に異変が起きているかもしれないと考えたアンパンマンたちは、宇宙へと出発する……というストーリー。

 「宇宙戦隊キュウレンジャー VS スペース・スクワッド」は、宇宙刑事ギャバンを隊長に結成されたヒーローユニット「スペース・スクワッド」が活躍するVシネマシリーズの第3弾。今年2月に放送を終えた「宇宙戦隊キュウレンジャー」の世界を舞台に、ギャバン、シャイダーらが共演する。

 ドン・アルマゲとの激闘から4年。キュウレンジャーたちは平和な日々を送っていた。ハミィ(大久保桜子さん)がリベリオンを襲撃し、新たに開発された「ネオキュータマ」を盗み出し、宇宙連邦大統領のツルギ(南圭介さん)から全宇宙に指名手配されてしまう。仲間を信じない行動に激昂したラッキー(岐洲匠さん)はツルギらと対立。そこへ、十文字撃/宇宙刑事ギャバン(石垣佑磨さん)と烏丸舟/宇宙刑事シャイダー(岩永洋昭さん)が宇宙を越えてやって来る……というストーリー。

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