蒼井優:デッキブラシにまたがって「飛べ!」 小学生時代の可愛らしいエピソード明かす

映画「ペンギン・ハイウェイ」の完成披露舞台あいさつに登場した蒼井優さん
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映画「ペンギン・ハイウェイ」の完成披露舞台あいさつに登場した蒼井優さん

 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話大系」などで知られる森見登美彦さんの人気小説が原作の劇場版アニメ「ペンギン・ハイウェイ」(8月17日公開)の完成披露舞台あいさつが3日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で開催され、声優を務めた蒼井優さん、西島秀俊さん、竹中直人さん、北香那さんと、石田祐康監督が登場した。

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 「ペンギン・ハイウェイ」では、頭の良い小学4年生のアオヤマ君の住む町に突然ペンギンたちが現れる。不思議な現象に、仲良しの歯科医院のお姉さんが関わっていることを知ったアオヤマ君は、海のない住宅地に現れて消えたペンギンの謎を解く……というストーリー。主人公のアオヤマ君の声を北さん、お姉さんの声を蒼井さん、アオヤマ君のお父さんの声を西島さん、アオヤマ君の同級生の女の子・ハマモトさんのお父さんの声を竹中さんが担当した。

 舞台あいさつでは、アオヤマ君が小学4年生であることにちなんで、キャスト陣が自身がどんな小学生だったかを告白。蒼井さんは「『魔女の宅急便』が好きだったんですけど、家に赤いカチューシャと黒いワンピースがあるのに気づいて、自分がキキかもしれないと信じ込んで、家に一人の時にベランダでデッキブラシにまたがって『……飛べ!』って(笑い)。本気で信じていたんです。そんな子供らしい子供でした」と、可愛らしいエピソードを披露した。

 北さんは「やんちゃでダメって言われることほど、やりたくなる小学生でした」、竹中さんは「私はマンガ家になりたいと思っていました。運動会とかでも走るのが速かったんですが、ただ一番になるのが恥ずかしくて逆走してしまうような屈折した子供でした」と明かした。西島さんは「僕は3月末生まれなので、小さくていろんなことができない子供でしたが、一度夜にこっそり家を抜け出して、走り回ったりしました」と話し、竹中さんから「たいしたことないね(笑い)」と突っ込まれていた。

 舞台あいさつには“ゲスト”として3羽のペンギンも登場した。

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