モンスター
#6 変わらないもの
11月18日(月)放送分
俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第28回「勝と龍馬」が29日に放送され、タイトルの通り、勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)と坂本龍馬(小栗旬さん)という2人の幕末のキーマンと、主人公・西郷吉之助(鈴木さん)との出会いが描かれた。
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遠藤さん演じる勝海舟に対して視聴者は、「エンケンさんかっこいい~」「江戸っ子なエンケンさんすてき」「勝先生に一番キュンキュン」「粋な勝海舟だなあ」と歓迎の声。また小栗さん扮(ふん)する坂本龍馬に関しては、吉之助の前に現れたシーンのBGMが謎のラテン調だったことから「なんだこのBGM?」「なんじゃ、この曲?」「坂本龍馬の登場BGMがラテン系」「ラテンっぽい音楽と共に龍馬登場」とファンの笑いを誘った。
また終盤には、国と民を守りたい吉之助と、徳川家さえ残ればいいと考える一橋慶喜(松田さん)が“決別”するシーンも描かれた。戦ではなく交渉で“長州征伐”を成し遂げた吉之助を慶喜は「裏切り者」と呼び激高。「腹を切れ」と命じる慶喜に対して、吉之助はかつて慶喜の命を守った刀を畳に突き刺し、昔の“縁を断ち切る”という展開で、「ヒー様、独りぼっちになっちゃった」「ヒー様、愛想尽かされた」「西郷どんがヒー様を見限っちゃった」などの声が上がった。
第28回「勝と龍馬」は、長州征伐の準備を進める慶喜(松田さん)の命を受け、吉之助は軍艦奉行の勝安房守(海舟、遠藤さん)に会いに行く。吉之助を出迎えたのは、土佐の脱藩浪士、坂本龍馬(小栗さん)。吉之助を部屋に招き入れた勝は「もう幕府なんざ、見限るこった」と言い放つ。思い通りにことが運ばずいらだつ慶喜。長州征伐の幕府軍参謀を命じられた吉之助は、大きな決断を迫られる……という展開だった。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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