小泉今日子:自らの“不勉強”を後悔 「後々、苦労する…」

映画「食べる女」の完成披露舞台あいさつに登場した小泉今日子さん
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映画「食べる女」の完成披露舞台あいさつに登場した小泉今日子さん

 女優の小泉今日子さんが30日、東京都内で開かれた主演映画「食べる女」(生野慈朗監督、9月21日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。事前に募集した「女性のお悩み」をキャストに質問するコーナーで、高校1年生から「高校生のうちにやっておいた方が良いこと」を聞かれた小泉さんは「ずばり勉強です」と回答。「私は高校をすぐにやめてしまって、歌手活動を始めたんですが、後悔したのは勉強をちゃんとしなかったこと。後々、苦労するんです」と語った。

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 続けて、小泉さんは「(知識をつけるため)たくさん本を読んだり、知らない字を辞書で意味を調べたり、人より手間が多くなるんですね。高校生のときは勉強するのが一番良いと思います」とかみしめるように語った。客席から「頑張ります!」と声が上がると、小泉さんは「頑張って」と笑顔でエールを送っていた。

 舞台あいさつには、沢尻エリカさん、前田敦子さん、広瀬アリスさん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、鈴木京香さん、原作者の筒井ともみさん、生野監督も出席した。小泉さんとの共演の感想を聞かれた沢尻さんは「作品(出演のオファー)を受けたきっかけはキョンキョン。現場がこんなに楽しいことはないです。女子会をしているようなテンションでした」とにっこり。

 前田さんも「キョンさんにお会いしたくて。いつか近くで拝見したいと憧れていたし、(撮影中は)幸せでした。撮影してないときも(小泉さんを)探している自分がいました。ただのファンですね」と終始笑顔で、小泉さんは「こんなところでそんな質問をしたらほめるしかない。気を使わせて申し訳ない」と笑顔で頭を下げていた。

 映画は筒井さんの「食べる女」(新潮文庫)と「続・食べる女」(アクセスパブリッシング)が原作。筒井さんが脚本を手がけ、年齢、職業、価値観が異なるさまざまな8人の女性たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描く。

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