阿部サダヲ:“背中を押された言葉”明かす 「30歳ぐらいになったら売れる」と言われ…

映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」の公開記念舞台あいさつに登場した阿部サダヲさん
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映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」の公開記念舞台あいさつに登場した阿部サダヲさん

 俳優の阿部サダヲさんが13日、東京都内で行われた主演映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(三木聡監督)の公開記念舞台あいさつに登場。映画の内容にちなみ、「背中を押された言葉」を質問された阿部さんは「自分が変わったっていうことですよね。普通に就職をしていたときに『辞表の書き方っていう本があるから、その通りに書け』っていう言葉が背中を押された言葉です。今、主役を張っているんですもん。びっくりですよね」と明かした。

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 さらに阿部さんは「中学のころに、小学校の同級生のお母さんに『30歳ぐらいになったら売れるよ』って言われて。僕、役者をやるとか言っていないのに(笑い)。それがどこかで引っかかっていた」と語っていた。

 イベントには、共演の吉岡里帆さん、千葉雄大さん、ふせえりさん、田中哲司さん、三木監督も出席。吉岡さんは「映画を撮りだしたのは1年ぐらい前。劇中でギターと歌を披露していまして、その半年前ぐらいから(練習していた)。こんなに長く時間をかけて撮った映画はないので、思い出がたくさん」と充実した表情を見せていた。

 映画はドラマ「時効警察」シリーズなどを手がけた三木監督が脚本も務めたコメディー。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部さん)は、カリスマ的人気を誇っているが、実は歌声は「声帯ドーピング」というオキテ破りの方法によって作られたものだった。異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)は、ひょんなことからシンの声帯ドーピングを知ってしまう。限界が近づく喉に焦りと恐怖を抱えるシンの最後の歌声を巡って、2人は謎の組織から追われることになってしまう……という内容。

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