「パタリロ!」で知られる魔夜峰央さんの“埼玉ディス”マンガが原作の実写映画「翔んで埼玉」(武内英樹監督、2019年2月22日公開)のポスタービジュアルが12日、公開された。ポスターは「革命」がテーマで「某有名絵画」を彷彿(ほうふつ)とさせるデザイン。主演の二階堂ふみさん演じる壇ノ浦百美が「何も無いけどいい所!」と書かれた旗を掲げ、GACKTさん演じる麻実麗が埼玉県の名産「深谷ネギ」を握っているなど、“魔夜峰央ワールド”が表現されている。
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俳優の伊勢谷友介さんが演じる映画オリジナルキャラクターの阿久津翔、京本政樹さんが演じる“伝説の埼玉県民”埼玉デューク、同県深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」や千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」も描かれている。
原作マンガは、魔夜さんが1982年に発表し、2015年に宝島社の「このマンガがすごい!comics」でコミックスが復刻された。映画は、埼玉県民は東京都民から迫害を受けていたという設定。東京でトップの高校、白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子の壇ノ浦百美は、米国帰りの転校生・麻実麗と出会い、2人は互いに引かれ合う。しかし麗は埼玉県出身で、2人の前に県境が立ちふさがる……というストーリー。百美や麗が活躍する「伝説パート」と、埼玉県在住のある家族を通して、その伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する「現代パート」の2部構成となる。
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