女優の松岡茉優さんが3日、東京都内で行われた今年活躍したクリエーターをたたえる「Pen クリエイター・アワード 2018」の授賞式に出席。出演した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)が、「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞するなど、注目を浴びた松岡さんだが、司会者から海外進出の野望について聞かれると「さっき、カメラマンさんの持っていた携帯カバーが可愛くて『ジューシー可愛いですね』って言ったら、『グッチ(GUCCI)です』って言われて……。世界に羽ばたくには、英語力が足りないようで……」と話して笑わせていた。
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「カンヌ国際映画祭」での思い出を聞かれると、「他の国の方が、日本のキャストで、日本の監督の映画を見て、新鮮に受け取ってくれたのが印象的。言語の壁や、カルチャーの壁を越えて、人間のつながりを映画で表現できると感じました」とにっこり。共演した樹木希林さんや、是枝監督の笑顔が印象的だったそうで「私は緊張して震えていたんですけど、みんな笑顔で。いまだに、スローモーションみたいに記憶に残っていて、大事な思い出です」と明かしていた。
今年の「Pen クリエイター・アワード」は松岡さんのほか、稲垣吾郎さん、吉田鋼太郎さん、デジタルアート集団「チームラボ」代表の猪子寿之さん、彫刻家の名和晃平さん、建築家の石上純也さんが授賞した。