稲垣吾郎:大みそか年越しコンサートで司会「クラシック好きとして光栄」 「今からワクワクが止まりません」と期待

「東急ジルベスターコンサート2025-2026」の司会を務める稲垣吾郎さん=テレビ東京提供
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「東急ジルベスターコンサート2025-2026」の司会を務める稲垣吾郎さん=テレビ東京提供

 稲垣吾郎さんが、今年の大みそか12月31日午後11時半からテレビ東京系で放送される「東急ジルベスターコンサート2025-2026」の司会を務めることが10月24日、明らかになった。クラシック音楽に造詣が深い稲垣さんは「歴史ある番組にお声がけいただき、クラシック好きとして本当に光栄に思います」と喜び、「年越しの瞬間をお客様と迎えられるという、希少な経験に、今からワクワクが止まりません」と期待に胸を膨らませている。

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 今年31回目を迎える、大みそかの風物詩「東急ジルベスターコンサート」。カウントダウンは今年、生誕150周年を迎えたモーリス・ラヴェルの名曲「ボレロ」が2025年最後の瞬間をドラマチックに彩る。

 指揮は沖澤のどかさん。カウントダウン曲の指揮を女性が務めるのは今回が初となる。ゲストとして、デビュー50周年を迎えたバイオリニストの大谷康子さん、「エリザベート王妃国際コンクール」第5位を受賞した国際的ピアニストの亀井聖矢さん、「プラハの春国際音楽コンクール」で、アジア人初の優勝を果たした水野優也さんが出演する。

 演奏は、日本で最も古い歴史と伝統を誇る、オーチャードホール・フランチャイズオーケストラの東京フィルハーモニー交響楽団。

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 ゲストら関係者のコメントは以下の通り。

 ◇沖澤のどかさん(指揮)のコメント

 今年のカウントダウンを飾るのは、モーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」です。 約15分間、息つく暇もなく続く初めのリズムから、クライマックスの終焉まで、壮大な大編成で演奏されます。聴衆をそのリズムで支配し、まさに時間を忘れて音楽に没頭させるこの楽曲は、ジルベスターにふさわしい興奮に満ちています。 曲が進むにつれて、各楽器の魅力が最大限に引き出され、ラヴェルならではの革新的な管弦楽法による音色や色彩の変化を楽しむことができます。東急ジルベスターコンサートでしか味わえない、この感動と興奮の瞬間を、皆様と一体となって構築できることを心から願っております。

 ◇大谷康子さん(バイオリン)のコメント

 デビュー以来50年間、「皆様に音楽で幸せを届ける」ことを信条に音楽活動を続けてまいりました。節目となる2025年にジルベスターコンサートに出演でき、とてもうれしく思います。ジルベスターをご覧になるすべてのお客様に、「音楽っていいな」と心から感じていただけたら幸いです。作曲家が遺したすばらしい音楽を分かち合い、幸せな年越しを、皆様とご一緒に迎えられることを心より楽しみにしております。

 ◇亀井聖矢さん(ピアノ) のコメント

 長年憧れ続けてきたジルベスターの舞台に立てることを、心からうれしく思っています。今回演奏する「サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番第3楽章」は、この特別な日にふさわしい、喜びに満ちあふれた楽曲です。生放送ならではの特別な空気感と、会場の熱気を帯びた音楽を、ぜひ皆様に全身で体感していただきたいです。一年の締めくくりに、お祭りのような素敵なコンサートで年越しを共に過ごしましょう!

 ◇水野優也さん(チェロ)のコメント

 ジルベスターコンサートに奏者として出演できることに、今も驚きと興奮で胸がいっぱいです。この特別な機会に、私の演奏を通して、多くの方がチェロという楽器の魅力に出会い、もっと知るきっかけになってくださったら、これ以上の喜びはありません。皆様が音楽を通してこの一年を振り返り、新たな年が良いものになるよう、心から楽しんでいただけることを願っております。

 ◇稲垣吾郎さん(司会)のコメント

 歴史ある番組にお声がけいただき、クラシック好きとして本当に光栄に思います。年越しの瞬間をお客様と迎えられるという、希少な経験に、今からワクワクが止まりません。劇場でも、テレビでも、映画館のライブビューイングでも、素敵なひとときを一緒に作り上げましょう。

 ◇番組演出・千田洸陽さん(テレビ東京制作局)のコメント

 「ボレロ」でのカウントダウンは、実に10年ぶり! 15分間繰り返される旋律は、時間調整が難しく、ジルベスターの中でも最高難度の曲です。そのタクトを執るのは、30年の歴史で初の女性指揮者・沖澤のどかさん! 豪華ゲストと共に、ドラマチックな年越しをお届けします。さらに司会には、クラシックをこよなく愛する、稲垣吾郎さんが初登場! まだまだ「初物づくし」なジルベスターコンサートに、ぜひご期待ください。

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