仮面ライダージオウ:「龍騎」の“伝説の2人”須賀貴匡&津田寛治が16年ぶり復活! アナザーリュウガも

「仮面ライダージオウ」に出演する(左から)大久保大介役の津田寛治さん、常磐ソウゴ役の奥野壮さん、城戸真司役の須賀貴匡さん (C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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「仮面ライダージオウ」に出演する(左から)大久保大介役の津田寛治さん、常磐ソウゴ役の奥野壮さん、城戸真司役の須賀貴匡さん (C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダージオウ」に、2002年2月~03年1月に放送された「仮面ライダー龍騎」で主人公の城戸真司(仮面ライダー龍騎)を演じた須賀貴匡さんと、大久保大介を演じた津田寛治さんが出演することが20日、明らかになった。大久保は、真司が記者として働いていたニュースサイト「OREジャーナル」の編集長。約16年ぶりに真司と大久保の“伝説の2人”が復活する。須賀さんと津田さんは、2月3日放送の第21話、同10日放送の第22話に出演する。

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 「仮面ライダージオウ」は、主人公・常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ、奥野壮さん)が、これまでの「平成仮面ライダー」シリーズの仮面ライダーの力を使って戦う。須賀さんらが出演する第21、22話では、ソウゴたちの前に漆黒のアナザーリュウガが現れる。オリジナルである仮面ライダーリュウガは、02年公開の「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」、同年9月に放送された「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS」に登場したキャラクター。ミラーワールドの中にいた“もう一人の真司”が変身し、圧倒的な強さを発揮した。アナザーリュウガの戦闘能力は、当時の仮面ライダーリュウガと同様にきわめて高く、ジオウやゲイツ、さらにはウォズをも圧倒するという。

 「仮面ライダージオウ」は、00年にスタートした「仮面ライダークウガ」から続く「平成仮面ライダー」シリーズの20作目の記念作で、最後の平成仮面ライダーとなる。主人公は、時空を旅して、歴代平成仮面ライダーたちと出会いながら、過去、現在、未来、あらゆる時を救おうとする。

 これまで「仮面ライダー」シリーズからは、「仮面ライダービルド」の桐生戦兎(仮面ライダービルド)役の犬飼貴丈さん、万丈龍我(仮面ライダークローズ)役の赤楚衛二さん、「仮面ライダーエグゼイド」の宝生永夢(仮面ライダーエグゼイド)役の飯島寛騎さん、鏡飛彩(仮面ライダーブレイブ)役の瀬戸利樹さん、檀黎斗(仮面ライダーゲンム)役の岩永徹也さん、「仮面ライダー555(ファイズ)」の乾巧(仮面ライダーファイズ)役の半田健人さん、草加雅人(仮面ライダーカイザ)役の村上幸平さん、「仮面ライダーウィザード」の仁藤攻介(仮面ライダービースト)役の永瀬匡さんらが出演。

 さらに、「仮面ライダーオーズ/OOO」の火野映司(仮面ライダーオーズ)役の渡部秀さん、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の葛葉紘汰(仮面ライダー鎧武)役の佐野岳さん、駆紋戒斗(仮面ライダーバロン)役の小林豊さん、「仮面ライダーゴースト」の天空寺タケル(仮面ライダーゴースト)役の西銘駿さん、深海マコト(仮面ライダースペクター)役の山本涼介さん、「仮面ライダーディケイド」の門矢士(仮面ライダーディケイド)役の井上正大さんらが出演している。

 テレビ朝日系で毎週日曜午前9時に放送。

 須賀さん、津田さんのコメントは以下の通り。

 ◇須賀貴匡さんのコメント

 僕の俳優としてのキャリアのスタートと言っても過言ではない「仮面ライダー龍騎」の1年間の撮影を終え、16年の歳月がたちました。今でも撮影初日のことをよく覚えています。肌寒いさいたまスーパーアリーナでの初日。「役を愛してください」と田崎(竜太)監督に言われたのが強烈に印象に残っています。年齢を重ねるたびに、この「仮面ライダー」という作品が持つ影響力の大きさや、重さのようなものを感じ、改めて大切な作品であったことを実感しています。

 まさか16年ぶりに同じ役を演じられるとは思ってもいませんでした(笑い)。そして今回、大切に思える作品で、このような機会を与えてくださった東映はじめ、番組を継続させ、作り続けてくれたスタッフの皆さんに大変感謝しております。この平成最後の「仮面ライダージオウ」も世代を超えてさまざまな方の記憶に残るすてきな作品になることを心より願っております。

 ◇津田寛治さんのコメント

 「仮面ライダージオウ」に大久保編集長として出演すると聞いたとき、17年前と同じテンションで演じられるか不安でした。そして「龍騎」の主演であった須賀君もまた、当時と同じ城戸真司役を演じるとあって、お互い不安と照れが入り混じったニヤケ顔で芝居を始めました。が、いざ演(や)ってみると、ものの3秒で大久保の声がよみがえり、体が勝手に動き出し、気がつくと真司の頭をつかんで池に落とそうとしていました。僕の体には今もしっかりと大久保編集長が棲(す)んでいるのです。なので……大久保ルンバでまた来るぜ!!

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