未来のミライ:アニー賞の長編インディペンデント作品賞を受賞 日本人初で細田守監督「驚きと感謝」

劇場版アニメ「未来のミライ」(C)2018 スタジオ地図
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劇場版アニメ「未来のミライ」(C)2018 スタジオ地図

 「アニメーション界のアカデミー賞」と呼ばれる第46回アニー賞の発表と授賞式が3日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催され、細田守監督の劇場版アニメ「未来のミライ」が、米国で小規模公開された長編作品などを対象にする「長編インディペンデント作品賞」を受賞した。日本人の監督が同賞を受賞したのは初めて。

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 授賞式に参加した細田監督は「この映画は私の子供をモデルにしたプライベートな作品なんですが、こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 「未来のミライ」は、生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑う4歳児のくんちゃんが、未来から来た妹のミライちゃんと出会い、時を超えた冒険に旅立つ……というストーリー。同作は、第91回アカデミー賞の長編アニメーション映画賞にもノミネートされている。

 ◇細田守監督のコメント

 名前を呼ばれたときに驚きましたが、本当にうれしかったです。

 この映画は私の子供をモデルにしたプライベートな作品なんですが、こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、世界中の人と手をつなぐことができた、気持ちが通じ合えたということに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。

 日本のとある普通の家族の話が、いろいろな国の人たちに届き、見ていただけたということを光栄に思います。「未来のミライ」を見てくださった人たち、(製作の)スタジオ地図のみんな、そして奥さんと子供たちに感謝しています。どうもありがとう。

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