特撮ドラマ「仮面ライダービルド」の続編となるVシネマ「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」(山口恭平監督)の武田航平さんにフィーチャーしたイベント「武田航平ナイト2」が13日、東京都内で開催された。イベント中に新作Vシネマ「ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス」の制作がサプライズで発表されると、同作で主演を務める武田さんは、「僕が『(仮面ライダー)ビルド』を締めくくります!」と意気込んだ。
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「武田航平ナイト」は、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版最新作「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(山口恭平監督)の武田さんにフィーチャーした1月27日のイベントの第2弾。「たくさんの方が来てくださるのはうれしくて、前回も(チケットが)すぐになくなって、今回も“瞬殺”だったらしくて、『すごく人気があるな、僕』と思った」と武田さんは満面の笑みを浮かべていた。
そして「仮面ライダークローズ」の制作が決まった際の心境を、「あれは俺じゃない。クローズなんだ」と武田さんは振り返り、「赤楚(衛二)君が主演を張るということでみんな気合を入れながら現場にいましたが暑すぎて、(氷室幻徳/仮面ライダーローグ役水上)剣星さんはずっと『TikTok』をやっていた」と明かし、周囲を笑わせていた。
「仮面ライダーグリス」の制作が発表されるタイミングで、武田さんは「ローグ対マッドローグですね」とボケながら特報を紹介。その後、「僕が(赤羽役の)栄信と上野の居酒屋で飲んでいる時にVシネマをやりたいという話になり、『(プロデューサーの)大森(敬仁)さんにLINEしよう』となった」と武田さんは企画のきっかけを明かすも、「『こういうことやりたいんです』と(LINEを)送ったら(大森さんからは)『ああ』みたいな薄いリアクションが……」と振り返っていた。
そしてイベント終盤、「この前、栄信と児童養護施設に行ったのですが、今度の舞台あいさつにその子たちを呼びたい」と武田さんが切り出すと、場内からは温かい拍手が。だが、イベントの終了時刻となり「嫌だ!」と話し足りない様子の武田さんは「皆さんがいなければ作品を生み出せません。心から感謝しています。『グリス』を見に来てね」とアピール。大森さんから「この先もまた『武田航平ナイト』ができるといいね」と振られて武田さんは、「3もやるし、4もやります!」と力強く語った。
Vシネマは、赤楚さんが演じる万丈龍我(仮面ライダークローズ)を主人公に、「仮面ライダービルド」のテレビシリーズ最終回のその後を描く。1月25日から期間限定で劇場上映されており、4月24日にブルーレイディスクとDVDが発売される。
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