小栗旬:“宿命のライバル”ムロツヨシと軍服姿で向かい合う! 「二つの祖国」場面写真を公開

テレビ東京のスペシャルドラマ「二つの祖国」で共演する小栗旬さん(右)とムロツヨシさん(C)テレビ東京
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テレビ東京のスペシャルドラマ「二つの祖国」で共演する小栗旬さん(右)とムロツヨシさん(C)テレビ東京

 俳優の小栗旬さんが主演を務め、ムロツヨシさんが出演するテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」が3月23日、24日の2夜連続で放送されることが14日、分かった。「白い巨塔」「不毛地帯」などで知られる作家・山崎豊子さんの同名小説を民放で初めて映像化する作品。旧友でありながら、激動の時代の中、宿命のライバルへと変わっていく日系2世の2人を演じる小栗さんとムロさんが、軍服姿で向かい合う場面写真も公開された。

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 「二つの祖国」は、1900年代の第二次世界大戦前、大戦中、大戦後の米国と日本が舞台。米国に生まれ、米国人として育てられた日系2世たちが、“二つの祖国”のはざまで戦争という運命に翻弄(ほんろう)されながら怒濤(どとう)の人生を歩む姿を描いた青春群像劇が繰り広げられる。

 小栗さんは、日系2世でロサンゼルス・リトルトーキョーの新聞記者である主人公の天羽賢治を、ムロさんは同じく日系2世で賢治の学生時代からの友人でありライバルのチャーリー田宮を演じる。チャーリーは米国社会での成功を目指す野心家で、チャーリーと賢治は“運命の2人”として対立する。小栗さんが同局のドラマの主演を務めるのは、今回が初めて。

 公開された場面写真は2枚。日米開戦後、アメリカ軍の言語兵のリーダーとしてフィリピンのバギオに渡った賢治と、マッカーサー司令部で中尉となったチャーリーがその戦況について言葉を交わす緊迫のシーンと、終戦直後、連合国側の人間として東京裁判の審理をモニターする重責を担った賢治と、マッカーサー元帥の副官にまで上り詰めたチャーリーが将校クラブで顔を合わせるシーンだ。

 天羽賢治とチャーリー田宮は、旧友でありながら、激動の時代の中宿命のライバルへと変わっていくが、実は、愛する人をめぐり対立する恋のライバルでもあったという。その相手役は、後日発表される。

 同局では、3月23日午後6時半から人気バラエティー番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」、同午後9時から「二つの祖国・前編」、3月24日午後6時半から「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」、同午後9時~「二つの祖国・後編」を放送する。

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