どろろ:アジカンがテレビアニメ新章のOP担当 EDはEve

アニメ「どろろ」の新章のPVの一場面(C)手塚プロダクション/ツインエンジン
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アニメ「どろろ」の新章のPVの一場面(C)手塚プロダクション/ツインエンジン

 ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が、手塚治虫の名作マンガが原作のテレビアニメ「どろろ」の新章のオープニングテーマ「Dororo」を担当することが25日、明らかになった。歌手のEveさんが新章のエンディングテーマ「闇夜」を担当する。新章はTOKYO MX、BS11ほかで4月8日から順次、放送される。

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 「どろろ」は、戦国時代を舞台に、自分の体を取り返そうとする百鬼丸と少年・どろろの旅と戦いを描いたマンガ。1960年代に「週刊少年サンデー」(小学館)ほかで連載され、2007年には実写映画も公開された。新作は、1969年以来、約50年ぶりのテレビアニメ化で、「ユーリ!!!on ICE」などのMAPPAと手塚プロダクションが制作。舞台を中心に活躍する俳優の鈴木拡樹さんが百鬼丸、子役の鈴木梨央さんがどろろをそれぞれ演じている。

 ◇ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文さんからのコメント

 時代設定の古い奇譚(きたん)の裏には、現代社会や人間そのものへの風刺などが含まれていて、とても重層的で奥深い作品だと思います。原作である手塚マンガに恥じないよう、思いを込めて楽曲を制作しました。

 ◇Eveさんのコメント

 生まれ持った醜い姿との付き合い、孤独との向き合い、曲げることのない己の信念、その瞳の奥の計り知れない深さ、他者との心の通わしから生まれる新たな感情、そして出会いと別れ、本当に大切なものは何か、食うか食われるかの呪われたこの世界で、奪われた体を取り戻す今、鬼ではなく人を宿し、百鬼丸は何を思うのか。「どろろ」を読ませていただいて僕がこの作品から感じたことを書きました。

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