手塚治虫の名作マンガ「どろろ」の新作テレビアニメが、2019年1月7日からTOKYO MX、BS11ほかで順次放送されることが6日、明らかになった。内田直哉さんが百鬼丸と多宝丸の父・醍醐景光、千葉翔也さんが多宝丸、大塚明夫さんが百鬼丸の育ての親・寿海、中村千絵さんが百鬼丸と多宝丸の生みの親の縫の方をそれぞれ演じることも分かった。百鬼丸とどろろが描かれたキービジュアルも公開された。
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「どろろ」は、戦国時代を舞台に、自分の体を取り返そうとする百鬼丸と少年・どろろの旅と戦いを描いたマンガ。1960年代に「週刊少年サンデー」(小学館)ほかで連載され、2007年には実写映画も公開された。新作は、1969年以来、約50年ぶりのテレビアニメ化で、「ユーリ!!!on ICE」などのMAPPAと手塚プロダクションが制作する。俳優の鈴木拡樹さんが百鬼丸、子役の鈴木梨央さんがどろろをそれぞれ演じる。
今回ご存じ手塚アニメの代表作でもある「どろろ」に参加でき、また、醍醐景光というインパクトのあるキャラをいただきこの上ない喜びを感じています。ぜひ、2019年版「どろろ」を少しでも多くの方々にも見ていただけることを切に願います。
まさか手塚先生原作の作品に関わることができるとは思わず、心から光栄です。オーディション前に読んだ原作では、百鬼丸の背景の壮絶さに息をのみ、作品が持つ世代を超えて人の心をひきつける設定にただ感動しました。多宝丸は少年でありながら、そうあることを許されない人物なので、その葛藤も表現したいです。今後も作品が人の心に残っていく契機になるように、長きにわたり愛してきた皆様にも新鮮さを感じていただけるように頑張ります。
まだ収録も序盤ではありますが、大変魅力的な作品なので完成が楽しみです。また、私演じる寿海もお楽しみください。
大好きな手塚治虫さんの作品に出演が決まり、大変光栄です! 50年ぶりのアニメ化にあたり、縫の方の、母としての愛や苦悩を大切に私なりに演じたいと思います。戦乱の世が物語の舞台、テーマは重いけれどアフレコ現場は、和気あいあいでとてもよいムードです。皆で作り上げる最新の「どろろ」、幅広い年齢層の方々にお楽しみいただけたらうれしい限りです。
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