女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第16回が18日に放送され、お笑いコンビ「千鳥」のノブさんが、ヒロインのなつ(広瀬さん)らが通う十勝農業高校の太田先生役で登場した。SNSは「千鳥ノブさん冒頭からご出演」「突然のノブ」「ノブじゃ~」「先生のクセがすごい」と盛り上がりを見せた。
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ノブさんはこの日、朝の情報番組「あさイチ」にも出演し、自ら“朝ドラ受け”。「本当にお邪魔しました。すみませんでした」と“謝罪”からスタートし、「結構、作り込んで、家で何回も練習したり、リハーサルとか作り込んでやったんですけど。今、初めて見たんですけど、ただのノブじゃ! ただのノブが教科書を持ってお邪魔しておる」と自分の演技の感想を明かし、笑いを誘った。
またノブさんは「他のシーンでも、高畑淳子さんが『クセ』という言葉を連呼されていて、クセがすごい回でしたよね」と振り返ると、今後の出演についても「一応は撮りました。一応は撮ったんですけど、(放送が)ない可能性もある。こればっかりは分からない」と自虐まじりに話していていた。
「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。
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