広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第10週「なつよ、絵に命を与えよ」を放送。6月7日の第59回では、なつ(広瀬さん)は、仲(井浦新さん)からアニメーターになるための試験を受けないかと言われて以来、1カ月後に迫った試験のため、寝る間も惜しんで絵を描き続ける。ある日の昼休み、東洋動画の中庭で人々の似顔絵を描いているところに、陽平(犬飼貴丈さん)が駆け寄ってくる。なつに告げたのは北海道の十勝で農業をしながら絵を描き続けるなつの幼なじみ・天陽(吉沢亮さん)に関する知らせだった……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第9週「なつよ、夢をあきらめるな」は、アニメーターを目指して東京にやって来たなつ。憧れの東洋動画の入社試験を受けるが、不合格となり、行く先を見失ってしまう。雪次郎(山田裕貴さん)から、なつの様子を知らされた兄・咲太郎(岡田将生さん)は役者仲間のつてを頼り、東洋動画のアニメーター・仲に直接、不合格の理由を聞きに行く。すると仲は、試験に落ちたのは咲太郎のせいだと語る。数日がたち、なつが亜矢美(山口智子さん)の店「風車」にいると、咲太郎が警察に捕まったと信哉(工藤阿須加さん)が知らせにやって来て……という展開だった。
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