高橋一生:「凪のお暇」で黒木華の元カレ役 何をしても嫌われる不器用な男に

連続ドラマ「凪のお暇」に出演する高橋一生さん (C)TBS
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連続ドラマ「凪のお暇」に出演する高橋一生さん (C)TBS

 俳優の高橋一生さんが、女優の黒木華さん主演で7月にスタートする連続ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが6月7日、分かった。高橋さんは、黒木さん演じる“空気を読みすぎる”主人公・大島凪(なぎ)の元カレの我聞慎二を演じる。高橋さんが同局の連続ドラマに出演するのは、「カルテット」(2017年)以来、約2年ぶり。

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 「凪のお暇」は、コナリミサトさんがマンガ誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中の人気マンガが原作。常に場の空気を読み、周りに同調することで自分の平和を保ってきた28歳の家電メーカー勤務の大島凪が主人公。人の顔色をうかがう凪は、同僚からいじられ、ダメ出しされ、理不尽な仕事を振られ放題の毎日で、さらには付き合っていた彼氏の一言がきっかけで心が折れてしまう。そこから凪は自分を見つめ直し、人生のリセットを決意。会社を辞め、マンションも解約し、彼氏を含め関わっていた全ての人たちとの連絡を絶ち、人生の再生を図ろうとする……というストーリー。

 高橋さんが演じる我聞慎二は、凪と同じ会社で働く営業部のエース。その場の空気を瞬時に読み、臆することなく人の懐に入ることができるため営業成績は常にトップという会社では完璧な男だ。しかし、凪に対しては恐ろしく不器用で、感情に言動が伴わず、人生リセットを決断した凪を心配するも、何をしても嫌われてしまうという役どころとなる。

 高橋さん、中井芳彦プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇高橋一生さんのコメント

 台本を読み、原作の良さをうまく踏襲しながら作っているなという印象を受けました。僕が演じる慎二という役は、とても空気が読める男。人にこういうふうに思われたいとか、うまく空気を読みながら生きているのですが、恋人に対しては不器用に過剰になってしまうところはとても共感できますし、同時に人間味を感じて愛らしいと思ったりもします。

 全体を通して恋愛の描写も多くあるのですが、それだけに重きを置いているわけではなく、人と人との関わりが根底にある物語だと思います。必ず共感してもらえるキャラクターがいると思いますので、それぞれに感情移入して見ていただくのもいいですし、「人間ってみんな大差なく滑稽(こっけい)なんだよな」と見ていただくのもいいかと思います。皆さんに楽しんでいただける作品になると思っておりますので、ぜひご覧ください。

 ◇中井芳彦プロデューサーのコメント

 高橋一生さんがご出演された作品を見るたびに、演じておられる役がどれも魅力にあふれていてすてきだなと思い、いつかご一緒したいと思っていました。「空気を読みすぎる女」と対峙(たいじ)する「読ませる空気を作る男」の我聞慎二役は、高橋一生さんしかいないと、今回思い切ってオファーさせていただきました。物語全体を通じて、凪と慎二の2人の関係、そして2人の生き方の変化を皆さんに楽しんでいただけたらと思います。

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