押井守監督:新作アニメ「ぶらどらぶ」は「女の子の物語を真面目に」 吸血鬼少女と女子高生のドタバタコメディー

押井守監督の新作アニメ「ぶらどらぶ」の会見の様子
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押井守監督の新作アニメ「ぶらどらぶ」の会見の様子

 アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー」などで知られる押井守監督が新作アニメ「ぶらどらぶ」を制作することが6月26日、明らかになった。押井さんが総監督、「プロゴルファー猿」「逮捕しちゃうぞ」「らんま1/2熱闘編」などの西村純二さんが監督を務める。吸血鬼の少女と女子高生が巻き起こすドタバタコメディーになるといい、同日、東京都内で開かれた会見で押井総監督は「イケメンみたいなのは出ない。基本的に女の子の物語。久しぶりに若い女の子ばかり。ガール・ミーツ・ガールな女の子の物語を真面目にやりたい」と説明した。

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 また、押井総監督は制作の経緯を「随分前に『ガルム・ウォーズ』を撮る前に企画した。いろいろありまして、ようやくアニメ化にこぎ着けた。基本的には。私がシリーズをやるのが『うる星やつら』以来。30数年ぶり。シリーズはやらないことを決めていたけど、ここ2、3年で気が変わった。映画よりシリーズをやりたくなった。急転直下。バタバタと動き出した。今はデザイン関係が絵になりつつある。脚本は上がっています。基本的に『何をやってもいい』と言われている」と語った。

 「ぶらどらぶ」は、押井総監督と「THE NEXT GENERATION パトレイバー」などの山邑圭さんが脚本、「<物語>シリーズ」などに参加してきた新垣一成さんがキャラクターデザインを担当。アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の国木田花丸役などで活躍する声優の高槻かなこさんが率いるボーカル&パフォーマンスユニット「BlooDye(ブラッディー)」が公式アンバサダーを務め、主題歌を担当する。

 不動産事業などを展開するいちご(東京都千代田区)によるいちごアニメーションが出資する。同社が所有する東京・秋葉原のAKIBAカルチャーズZONEと連動したイベント、企画も予定している。

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