女優の吉岡里帆さんが主演する映画「見えない目撃者」(森淳一監督、9月20日公開)の本予告が7月17日、公開された。本予告では目の見えない元警察官という難役に挑戦している吉岡さんの新境地ともいえる姿が収められている。併せて、場面写真も公開された。
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本予告は、冒頭から「女子高生連続猟奇殺人事件」のテロップとともに、壮絶な事件現場の様子が映し出されていく。女子高生が誘拐されていく現場に遭遇し、目が見えないながらもわずかな音や状況で事件を”目撃”したと力強く訴える主人公・なつめ(吉岡さん)と、偶然現場に居合わせ、車との接触事故に巻き込まれた“もう一人の目撃者”春馬(高杉真宙さん)は、事件の真相を明らかにするため、互いに危険にさらされながらも“救さま”と呼ばれる謎に包まれた猟奇殺人犯に立ち向かっていく。
迫る魔の手から逃れようと地下鉄構内を疾走するなつめの姿や謎の車に襲われる春馬、動揺した表情で発砲する警察官、何者かに連れ去られる女子高生の姿などが登場するスリリングな展開となっている。
映画は、韓国で大ヒットとなった2011年公開の映画「BLIND(ブラインド)」が原作で、森監督と脚本の藤井清美さんが原作を大胆に脚色。
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまったなつめは、この事故が原因で失明し、警察官を諦め、弟の死を乗り越えることができずにいた。ある日、なつめの近くで車の接触事故が起きる。なつめは事故現場で、少女が助けを求める声を聞き、誘拐事件の可能性を感じる。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するも、まともに取り合ってもらえず捜査は打ち切りになってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・春馬を捜し出す。やがて、連続誘拐事件が明らかになり……という展開。
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