石原さとみ:吉田鋼太郎演出の主演舞台「アジアの女」がWOWOWで12月放送

舞台「アジアの女」に出演の吉田鋼太郎さん(左)と石原さとみさん=WOWOW提供
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舞台「アジアの女」に出演の吉田鋼太郎さん(左)と石原さとみさん=WOWOW提供

 女優の石原さとみさん主演、俳優の吉田鋼太郎さん演出で、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で9月に上演された舞台「アジアの女」が、12月にWOWOWで放送されることが、分かった。石原さんが舞台に出演するのは、2018年の「密やかな結晶」以来。番組は、9月26日に上演された模様を放送する。

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 「アジアの女」は、演出家の長塚圭史さんが書き下ろした戯曲で、大災害が起きた後の東京が舞台。石原さんほか、山内圭哉さん、矢本悠馬さん、水口早香さん、演出の吉田さんも出演。石原さんと吉田さんは初共演。

 大災害によって壊滅した東京のとある立ち入り禁止地区。2階部分によって1階が押しつぶされた家に、兄の晃郎(山内さん)と妹の麻希子(石原さん)は住み続けていた。2人は国からの配給によって生活するが、晃郎は酒浸りとなり、かつて精神を病んでいた麻希子は畑に水をやり続ける。麻希子に思いを寄せる警官の村田(矢本さん)は、2人の世話を焼き見守っていた。そこに作家の一ノ瀬(吉田さん)が現れ、かつて担当編集者だった晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。そんな中、麻希子は仕事をあっせんする元締めの鳥居(水口さん)と出会い、生活のため「ボランティア」と称した仕事を始めることに……という展開。

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