シャーロック:高橋克典がディーン・フジオカの“異母兄”に 再共演に「改めてやりやすい方だと…」

連続ドラマ「シャーロック」第8話にゲスト出演する高橋克典さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「シャーロック」第8話にゲスト出演する高橋克典さん(C)フジテレビ

 俳優のディーン・フジオカさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)の第8話(11月25日放送)に、俳優の高橋克典さんがゲスト出演することが11月20日、分かった。高橋さんは、主人公の誉獅子雄(ディーン・フジオカさん)の異母兄でトップ官僚の誉万亀雄(ほまれ・まきお)を演じる。

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 ドラマは、アーサー・コナン・ドイルの生んだ世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作で、高橋さん演じる万亀雄は、原作に登場するマイクロフトにあたるキャラクターだ。

 第8話は、東京都内のマンションで経産省勤務の男と永田町のテーラーで働く男が毒物により死亡しているのが見つかる。心中自殺と考えられたが、獅子雄は現場に残されていた暗号から心中自殺ではないと推測。やがて、2人が安蘭世津子(長谷川京子さん)の経営するビジネススクールの同期生だったことが判明し、獅子雄と若宮潤一(岩田剛典さん)は世津子を訪ねる……という展開。獅子雄はビジネススクールの情報を得るため、万亀雄と接触。獅子雄は万亀雄に対してなぜか丁寧な口調で話すなど、緊迫した関係性が描かれる。

 同役のオファーについて「本当にうれしかったです。演じる役も、残るはマイクロフトかモリアーティだと思っていましたので(笑い)」と喜ぶ高橋さんは、「マイクロフトという役は『シャーロック』シリーズにおいて非常に重要で面白い役」と説明。自身が演じる万亀雄については「あのイギリスの誇り高き感じは出せないので、自分なりに、常に上から目線で獅子雄という弟をちょっとバカにしてはいるけれども肉親として愛している。でも親密さは出さず、怪しい人物であることと、敵対関係であることを意識しました。神経質で切れ者というキャラクターも大事にしながら、せりふが早いシーンもありますが、視聴者の方に分かりやすく、という思いで演じました」と話す。

 高橋さんは、昨年4月期に放送された連続ドラマ「モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐(ふくしゅう)−」でもディーン・フジオカさんと共演しており、「実は時々『LINE』でやり取りをしていまして。とても知的な青年で、チャーミングといいますか……。エレガントな部分があって、改めて共演していてやりやすい方だと思いました」と明かしている。

 ドラマの太田大プロデューサーは「『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』で強烈な悪役を演じ、ディーンさんとし烈な火花を散らしてくださいました高橋克典さんにご出演いただく上で、最も適役だと考えたのが獅子雄の異母兄役でした。『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』で泥沼の戦いを繰り広げたお二人が、今度は家族を演じるという落差をお楽しみいただきたく思います。原作に登場するマイクロフトは、シャーロックが唯一、自分以上の観察力や推理力を持つと評する切れ者。今作の万亀雄には、獅子雄の敵か味方か分からない怪しさをまとっていただき、再びディーンさんとの間に緊迫した空気を作ってくださることを期待しています」と語っている。

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